エウセビオス「教会史」 (上)
エウセビオス「教会史」 (上)
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
キリスト教史の最も重要な1章!
イエスの受肉からコンスタンティヌスによる「公認」までを描き、その後の西欧精神史に決定的影響を与えた最初のキリスト教会史!
イエスの出現から「殉教の時代」を経てコンスタンティヌス帝のミラノ勅令による「公認」まで、キリスト教最初期300年の歴史。以後記される教会史の雛形となって著者エウセビオスを「教会史の父」と呼ばしめ、アウグスティヌスの著作とともに現代に至るキリスト教世界の価値観の原点ともなった『教会史』全10巻を全訳、詳細な註と解説を付す。
エウセビオスの『教会史』は、イエスの出現からはじまってキリスト教が帝国の「公認宗教」と認知されるまでの、教会形成と発展の過程における歴史を語ったものである。その歴史とは、キリストについて「証しする」ことがキリストのために「殉教する」ことと同義語であった時代の歴史であり、キリスト教側の弁証家や護教家が、ユダヤ教や諸宗教にたいして、自己が奉ずる宗教の「存在理由」を明確かつ強力に主張するために、それを「定義した」時代の歴史でもある。——<「訳者はしがき」より>
※本書の原本は1986〜1988年、山本書店から刊行されました。
【目次】
第1巻 教会史のための序章——キリストが先在のロゴスであったこと他
キリストの出現とその時代
第2巻 使徒時代——ティベリウス帝からネロ帝まで
第3巻 教会の中の敵——ウェスパシアヌス帝からトラヤヌス帝まで
第4巻 教会の監督たち——トラヤヌス帝からアウレリウス帝まで
第5巻 監督の継承と異端の運動ほか——アウレリウス帝からセウェルス帝まで
■
訳者
秦剛平(はた・ごうへい)
1942年東京生まれ。現在多摩美術大学教授、同大学図書館館長。著訳書は80冊あまり。
受取状況を読み込めませんでした

