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万葉集原論

万葉集原論

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
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【内容紹介】
「おそらく、私は「万葉集原論」を生涯の課題としていくことだろう」。 本書は日本を代表する文学者、中西進の真骨頂である。

現存する最古の歌集『万葉集』。七、八世紀の歌、四千五百首余が二十巻に収められ、額田王、柿本人麻呂などの著名な歌人、天皇、皇族から、防人、遊女に及ぶ作者と作品の豊かさは、世界的にみても異彩を放っている。

この『万葉集』研究の第一人者であり、幅広い文学活動でも知られる著者は、古代日本文学の本質に迫ると同時に、世界のなかの日本文化を問う視座を持ち続けてきた。

『万葉集』とは何か。真摯にそれを見極めんとした本書が示すのは、学問とは何か、その方法はいかにあるべきかという切実な問題意識に裏打ちされた、著者だからこそ到達しえた比類なき『万葉集』の姿である。

*[原本:『万葉集原論』桜楓社、1976年]

【主な内容】
学術文庫版まえがき
一 万葉集研究の方法文学史の方法——その「歴史」について文学研究の方法万葉集研究の方法研究と批評
二 万葉集の構造万葉集の構造万葉集の生成万葉集の原点万葉集の集団性
三 万葉集の表現万葉歌の形式万葉歌の方法古代的知覚——「見る」をめぐって古代文学の言語万葉集の漢語
桜楓社版後記
解題 犬飼公之


著者
中西 進(なかにし・すすむ)
1929年生まれ。東京大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。国際日本文化研究センター名誉教授。現在,高志の国文学館館長。専門は日本文学,比較文学。瑞宝重光章,文化勲章受章。主な著書に『万葉集の比較文学的研究』(読売文学賞・日本学士院賞),『万葉と海彼』(和辻哲郎文化賞),『源氏物語と白楽天』(大佛次郎賞),『中西進万葉論集』(全八巻),『中西進著作集』(全三六巻)など多数。

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