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地中海世界 ギリシア・ローマの歴史

地中海世界 ギリシア・ローマの歴史

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
古代ローマ史の泰斗による、古代地中海世界の歴史。講談社現代新書で好評を博したシリーズ「新書西洋史」全8冊のうちの第2巻として刊行されたが、単なる概説書にとどまらず、古代史への新しく、大きな視座を提供した、定評ある意欲作。

本書は、ほぼ2000年にわたるギリシア・ローマの歴史を扱うが、「ギリシア」と「ローマ」という二つの歴史を扱っているのではない。「ギリシア・ローマ」という一つの世界の一貫した歴史として追及する。現在の西半球の主要な歴史の担い手とその文化は、地中海世界を母胎として生み出されたものであった。ラテン的・ゲルマン的世界、ギリシア的・スラブ的世界、オリエント的・アラブ的世界は、地中海世界の崩壊の中から生み出された第二次的世界であり、キリスト教的東西ヨーロッパ文明、イスラム的アジア文明は、地中海世界の転生の中から生まれたものだった。地中海世界は、それらすべてのものの出発点であり、母胎であり、故郷なのである。巻末解説を、東大名誉教授・本村凌二氏が執筆。

*〔原本:『新書西洋史2 地中海世界——ギリシアとローマ』講談社現代新書、1973年〕

【目次】
まえがき
第一章 地中海世界に何を問うか
第二章 東地中海世界と古典ギリシア
第三章 ギリシア=ポリスの成立
第四章 ポリスの発展と衰退
第五章 ローマの発展
第六章 ローマ帝国の支配構造
第七章 ローマ帝国の支配のイデオロギー
第八章 ローマ帝国の衰亡
年表
解説(本村凌二)


著者
弓削 達(ゆげ・とおる)
1924年、東京生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。東京大学教養学部教授、フェリス女学院大学学長等を歴任。2006年没。著書に、『ローマ帝国の国家と社会』(岩波書店)、『ローマ帝国とキリスト教』『素顔のローマ人』『歴史家と歴史学』(河出書房新社)、『永遠のローマ』(講談社)、『歴史学入門』(東京大学出版会)、『ローマはなぜ滅んだか』(講談社現代新書)ほか多数。

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