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支配の社会学 1(経済と社会)

支配の社会学 1(経済と社会)

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本商品は「旧ISBN:9784423894019」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1960年
叢書・シリーズ名:経済と社会

第2部第9章1〜4節。政治と人間の問題をライトモチーフとして支配の構造を分析し、支配の正当性にもおよぶ。

【目次より】
凡例
目次
〔第二部経済と社会的・秩序および力〕
第九章 支配の社会学
第一節 支配の諸構造形態と諸機能様式
第一項 力と支配、過渡的諸形態
第二項 支配と行政、民主制的行政の本質と限界
第三項 「組織」による支配、支配の妥当根拠
第二節 正当的支配の三つの純粋型
支配の正当性、正当性の根拠
一 合法的支配
二 伝統的支配
三 カリスマ的支配
第三節 官僚制的支配の本質・その諸前提および展開
一 近代的官僚制の特殊的機能様式
二 官僚の地位
三 官僚制化の諸前提と諸随伴現象
1 貨幣経済的・財政的諸前提
2 行政事務の量的発達
3 行政事務の質的変化
4 官僚制的組織の技術的優秀性
5 行政手段の集中
6 社会的差別の水準化
四 官僚制的装謹の永続的性格
五 官僚制化の経済的・社会的結束
六 官僚制の勢力
七 合理的・官僚制的支配構造の発展段階
八 教養と教育との「合理化」
第四節 家父長制的支配と家産制的支配
一 家父長制的支配の本質と成立
二 名望家支配と純粋家父長制
三 家産制的支配
四 家産国家的支配構造
五 家産制的支配者の権力的地位、家産制的軍隊と家産制外的軍隊、伝統的・正当的な支配者権力にもとづく家産制的支配者の政治的支配権
六 家産制的需要充足。ライトゥルギーと連帯責任、強制団体
七 家産制的官職、家産制的官吏と官僚制的官吏との相違
八 家産制的官吏の給養、実物給与的プッリュンデと役得プッリュンデ
九 家産制的行政の分権化とステロ化、官職の占有と独占の諸結果、特権制国家
一〇 家産制的支配の崩壊に対するその統一性の擁護
一一 家産制的行政の機能の実例
1 古代エジプト
2 中国
一二 家産制的支配の分権化、ザトラピーと分国
一三 家産制的ヘルと地方的荘園制
一四 ジェントリー出身の治安判事によるイギリスにおける名望家行政、「ジェントルマン」の型の形成
一五 ツァーリズム的家産制
一六 家産制と身分的名誉


著者
マックス・ウェーバー
1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。

訳者
世良 晃志郎(セラ テルシロウ)
1917〜1989年。歴史学者。専攻は中世西洋法制史。東京帝国大学法学部卒業。東北大学名誉教授。
著書に、『西洋中世法の理念と現実』『法と権力の史的考察』『封建制社会の法的構造』『ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造』『封建制成立史序説』『バイエルン部族法典』
『歴史学方法論の諸問題』など、
訳書に、マックス・ウェーバー『支配の社会学 1 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『支配の諸類型』マックス・ウェーバー『古ゲルマンの社会組織』マックス・ウェーバー『法社会学 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『都市の類型学』フリッツ・ケルン『中世の法と国制』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ法制史概説』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』などがある。

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