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明治医事往来

明治医事往来

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
平均寿命三十年の時代、電灯がつき、陸蒸気が走り、煉瓦の家が立ち並ぶ繁栄の裏には汚濁、貧困、頽廃があった。栄養立国・衛生立国をめざす一方で、「女工哀史」らを蝕んだ結核や、娼婦を死に走らせた梅毒検査。そして、夏目漱石、岩倉具視、樋口一葉らを襲った病魔の数々——。死と病いを身近に抱えながら生きた有名無名の人々を綴る、明治への鎮魂曲。

*原本は、1986年に新潮社より刊行。

【目次】
本書の構成
プロローグ
一章 人生三十/栄養立国/頭痛・肩こり……
二章 ある殉難碑/鼠塚……
三章 医師繁盛記/当世医者気質……
四章 療病院開業/女医無情……
五章 検梅秘話/看護婦明暗……
六章 母と子/生と死
七章 家族有情/転地悲傷
八章 病人模様・赤痢/病人模様・肺結核……
九章 病女帰郷/売薬幾山河……
十章 衛生唱歌/屎尿始末譚……
十一章 墳墓発掘/民俗残照…


著者
立川 昭二(たつかわ・しょうじ)
1927年生まれ。早稲田大学文学部卒業。北里大学名誉教授。専攻は医療史。1980年『死の風景』(朝日新聞社、講談社学術文庫)でサントリー学芸賞受賞。主な著書に『病気の社会史』『生と死の美術館』『愛と魂の美術館』(以上、岩波書店)、『臨死のまなざし』(新潮文庫)、『病いの人間史』(文春文庫)、『江戸人の生と死』(ちくま学芸文庫)などがある。

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