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疎外の問題
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本商品は「旧ISBN:9784423170342」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1977年
【内容紹介】
なぜ、人間が作った事や物が、逆に人間を支配するようなことが起こるのだろうか。あらためて、疎外が生み出す問題を哲学的に追究する。
疎外を近代の運命として初めて自覚的に思惟したヘーゲルの疎外論を解明し、更にカント、ブーバーを通して疎外の総体的生起を分析。
【目次】
はじめに
一 『精神現象学』における「自意識」の研究序説
一 「欲求」の構造
二 「承認」の概念
三 「承認」をめぐる「生死の闘い」
四 「主と奴」(一方的承認)の弁証法
五 「支配と隷属」と現代の問題
二 『精神現象学』における疎外の問題
三 言葉と疎外(その一) マルティン・ブーバーの言語論をめぐって
四 言葉と疎外(その二) ヘーゲルと現代の問題
五 カント哲学の構造と疎外の問題
あとがき
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著者
稲葉 稔(イナバ ミノル)
哲学者。大阪大学教授。京都大学文学部哲学科・哲学、同大学院文学研究科宗教学修了。
著書に、『家族と国家』 『政治のロゴス』 『カント「道徳形而上学の基礎づけ」研究序説』『疎外の問題』などがある。
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