高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史
高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史
本商品は「旧ISBN:9784423850732」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1993年
叢書・シリーズ名:高橋誠一郎経済学史著作集 3
スミスからマルサスを経てリカードウとその後継者に至る古典学派の経済学を時代的・思想的背景の中で解説した、独自の含蓄ある概説。
経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第三巻は、アダム・スミス以来リカードに至る経済学を検討する。
【目次】
序
第一章 アダム・スミスと其の『国富論』
1 科学としての経済学の成立
2 所謂古典学派
3 アダム・スミスと其の英国先輩諸学者
4 アダム・スミスと仏国学者
5 スミスの講演草稿及び講義筆記
6 倫理哲学体系の一部としてのスミス経済学
7 スミスの科学的研究方法
8 スミスの価値学説
9 スミスの賃銀論
10 スミスの利潤論
11 スミスの地代論
12 スイスの重商主義排撃
13 『国富論』の影響
第二章 第十八世紀末に於ける英国農業保護論者及び土地制度改革論者
1 農業保護論と地代学説
2 アンダーソンの『国民的勤勉に就いての考察』
3 アンダーソンの『穀法の本質に就いての研究』
4 産業革命の小農民に及ぼせる影響
5 トーマス・スペンスの地租単税論
6 ウィリアム・オーグルヴィの累進的土地均分法
7 トーマス・ペインの『農地上の正義』
第三章 トーマス・ロバート・マルサスの『人口論』及び地代説
1 ウィリアム・ゴッドウィン及びコンドルセ—侯の政治的理想主義
2 『人口論』初版
3 『人口論』第二版
4 「近代的産児制限運動の始祖」フランシス・プレース
5 穀法問題に関するマルサスの小冊子並びに其の地代説
6 サー・エドワード・ウェストによって表明せられたる収益逓減法則
及び地代理論
第四章 デーヴィッド・リカードオと古典的経済理論の完成
1 ジェレミー・ベンサムの功利主義並びに其の経済論
2 リカードオの通貨論
3 リカードオと穀価問題
4 リカードオの『経済及び課税原理』
5 リカードオの価値学説
6 リカードオの地代論
7 リカードオの賃銀論
8 リカードオの利潤論其の他
9 『原理』以後の両小冊子
第五章 リカードオの直接継承者
1 ジェームズ・ミルと其の諸著作
2 ジェームズ・ミルの『経済学根本義』
3 ジョン・ラムジィ・マカラックの
『経済学の発生、進歩、特殊目的及び重要性』
4 マカラックの『経済原論』
5 トーマス・ヅ・クィンシィのリカードオ弁明
第六章 リカードオ直後に於ける其の経済理論に対する英国経済学者の修正意見
1 リカードオ学徒の価値学説に対するマルサスの批評
2 アトキンソン、トーレンズ、ベーリィ及びウェスト
3 利子に関する「労働説」に対する「間接生産力説」
4 資本家所得の弁明——ナッソー・ウィリアム・シィニィオアと其の制欲説
5 地主の対社会的関係弁護
——リカードオの地代学説に対するマルサスの批評
6 リチャード・ジョーンズの地代論
7 リカードオ賃銀学説の修正
解題 福岡正夫
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著者
高橋 誠一郎(タカハシ セイイチロウ)
1884〜1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。
著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。
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