商品情報にスキップ
1 2

齟齬の誘惑

齟齬の誘惑

通常価格 2,442 円(税込)
通常価格 セール価格 2,442 円(税込)
セール 売り切れ

◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
「社会とは、いくつもの齟齬感や、違和感や、隔たりの意識が複雑に交錯しあう苛酷な空間にほかなりません」——。
東大生の心を慄(ふる)わせた伝説の入学式式辞のほか、大学は知と人が行き交い別れる「寄港地」たれと説く「第三世代の大学」論、運動論、映画論など、仏文学・映画評論の大家が、学問と教育に関わるすべての人に真摯に呼びかける、知の革新のための書!

「社会に生きているわたくしたちは、何かを理解することで変化するのだし、当然、その変化は社会をも変容させる契機をはらんでいるはずです。ところが、「何かを理解したかのような気分」の蔓延は、そうした変化や変容の芽を、いたるところでつみとってしまいます。」 ——(「いま、この書物の読者となろうとしているあなたに」より)

【目次】
いま、この書物の読者となろうとしているあなたに
一 齟齬の誘惑
二 真実の位置
三 第三世代の大学
四 東京大学をめざす若い男女に
五 視線の論理・視線の倫理
総長日誌
学術文庫版へのあとがき


著者
蓮實 重彦(はすみ・しげひこ)
1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。仏文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。『反=日本語論』で読売文学賞、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。その他の著書に『夏目漱石論』『表層批評宣言』『監督 小津安二郎』『「ボヴァリー夫人」論』『ジョン・フォード論』などがある。

詳細を表示する