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イミタチオ・クリスティ キリストにならいて

イミタチオ・クリスティ キリストにならいて

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
著者のトマス・ア・ケンピスは14世紀終盤ドイツで生まれ15世紀後半まで生きた修道士。神秘思想家として数々の著作を残している。その著作は文章のわかりやすさ、章節の短さなどから普通の庶民にとって読みやすいこと、また救いに繋がる安らぎと瞑想を誘う深みを与えてくれることから、中世以降現代まで『聖書』に次ぐ多くの読者を獲得したと言われている。

内容構成は全四巻、章としては114章を数えるが、それぞれの章は数ページからなるものが多く、どの章も深い味わいを持っている。「キリストにならい、世の空しいものを軽んずべきこと」「自身について謙遜であるべきこと」「過度の親しみを避けるべきこと」「艱難の効用について」「心配ごとはすべて神にゆだねるべきこと」「自愛が、最高善からとりわけ人を引き離すこと」「誰がいっているのかということよりも、何がいわれているかに心を用いよ」など、生き方の知恵としてキリスト教徒でない日本人の心にもひびき、参照すべき項目が多い。

*本書の原本は1975年に小社より刊行されました。


著者
トマス・ア・ケンピス
1380年〜1471年。ドイツで生まれオランダのデヴェンテルで学ぶ。修道院で写字生となり、後に司祭となった。神秘神学の著述家として多くの著作を残している。

訳者
呉 茂一(くれ・しげいち)
1897年〜1977年。西洋古典学研究者。第一高等学校教授、東京大学教授、在ローマ日本文化会館館長等を務めた。
著書に『ギリシャ神話』『ラテン語入門』など、訳書に『イーリアス』『オデュッセイア』(ホメロス)などがある。

訳者
永野 藤夫(ながの・ふじお)
1912年〜2002年。中世ドイツ文学、キリスト教文学研究者。横浜国立大学教授を務めた。
著書に『宗教改革時代のドイツ演劇』『世界の演劇文化史』など、訳書に『知と愛』(ヘッセ)、『アシジの聖フランシスコ』(ヨルゲンセン)などがある。

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