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エコエティカ

エコエティカ

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
今日、生命倫理や医の倫理、環境倫理や技術倫理など、すべての分野で倫理が問い直されている。エコエティカとは、これら一切を含む「人類の生息圏の規模で考える倫理」のことで、高度技術社会の中で人間の生き方を考え直そうとする新しい哲学である。人間のエコロジカルな変化に対応する徳目とは何か。よく生きるとはどういうことか。今こそエコエティカの確立が急務であると説く、注目の書下し。

【目次】
1 エコエティカとは何か——序論的考察——
2 倫理の復権
   1.自然や物に対する人間の責任
   2.人間のエコロジカルな変化
   3.よく生きるための倫理
   4.倫理はなぜ忘れられるのか
   5.技能動物化する人間
   6.身近なエコエティカ
3 新しい徳目論
   1.倫理の具体像としての徳
   2.徳目創造の歴史
   3.新しい徳目の創造
4 道徳と論理
   1.日本人の道徳意識
   2.技術連関と道徳意識の変化
   3.行為の論理構造
   4.新しい形の技術的抽象
   5.科学技術と人間の自己規正
   6.火のミュートス
5 人間と自然
   1.原始自然の中の人間の位置
   2.自然と技術連関
   3.自然に学ぶ


著者
今道 友信(いまみち・とものぶ)
1922〜2012年。美学者・中世哲学研究者。東京大学名誉教授。聖トマス大学名誉教授、国際形而上学会会長、国際美学会終身委員兼名誉会長、国際エコエティカ学会名誉会長。東京大学文学部哲学科卒業。文学博士。
著書に、『美の位相と藝術』『解釈の位置と方位』『同一性の自己塑性』『愛について』『美について』『芸術と理性』『アリストテレス 人類の知的遺産』『東洋の美学』『東西の哲学』『断章空気への手紙』『現代の思想』『新しい知性と徳を求めて』『西洋哲学史』『存在と価値 現代哲学の課題』 『詩と展景』『エコエティカ-生圏倫理学入門』『自然哲学序説』『知の光を求めて 一哲学者の歩んだ道』『ダンテ「神曲」講義』『美の存立と生成』『超越への指標』『あこがれと涙とほほえみと』『中世の哲学』『今道友信わが哲学を語る—今、私達は何をなすべきか』『未来を創る倫理学エコエティカ』などがある。

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