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ドイツ文学における東方憧憬

ドイツ文学における東方憧憬

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本商品は「旧ISBN:9784423900130」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1975年

ゲーテ研究家として名声のある著者が、ゲーテ、シュレーゲル兄弟、ニーチェの作品を通して「東方憧憬」の思想を探る論文集。

ゲーテ、ニーチェなどドイツを代表する文学者・思想家が、なぜ東方に憧れを持ったのか? 東欧みならず、仏教まで、東との邂逅を読み解く。

【目次より】
一 ドイツ文学における「東方的」要素——一つの断層的試論
二 一なるがまま二——ハーテム・ゲーテとズライカ・マリアンネ
三 西と東の出会い——『西東詩集』に関する一つの覚え書き
四 ニーチェと仏教
序章
第一章 ニーチェの哲学
第二章 ニーチェと宗教
第三章 ニーチェと仏教
結章 自然法爾と創造
五 シュレーゲル兄弟のインド研究について
六 わが老いの歌——ゲーテの『ファウスト』をめぐって
あとがき


著者
薗田 香勲(ソノダ コウクン)
1905〜1969年。ドイツ文学者・仏教学者、浄土真宗本願寺派の僧侶。もと、大阪府立大学教授。京都帝国大学文学部独文科卒。ゲーテ、親鸞を研究した。
著書に、『ニイチエと仏教』『ゲーテ的人間』『ゲーテと東洋精神』『ゲーテ断想』『東洋的詩人としてのゲーテ』『聞法の生活』『東洋の叡智 仏教の否定と肯定』『無量寿経諸異本の研究 』『有と無 東と西の出会い』『真宗へのすすめ』『仏教の日本的受容 日本的宗教心と仏教 』『ドイツ文学における東方憧憬』『酔蟹夜話 ある住職の焼跡日記』などがある。

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