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ハイデッガーはニヒリストか(フォルミカ選書)

ハイデッガーはニヒリストか(フォルミカ選書)

通常価格 2,750 円(税込)
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本商品は「旧ISBN:9784423994115」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1953年

20世紀最大の哲学者は、予言者なのか? 虚無主義者なのか? ハイデッガーの思想を俯瞰して、その思想の最奥部へと分け入る。

【目次より】
第一章 ハイデッガーはニヒリストか
 一 存在の森
 二 「形而上學とは何か」への回想
 三 「存在と時間」から「時間と存在」へ
 四 〈世界の夜〉と被投性
 五 〈死への自由〉から〈開存〉の自由へ
 六 〈存在の光〉と〈開け〉
 七 避けらるべき三つの解釈
 八 真理の本質は〈不・真理〉である
 九 真理の本質は〈根源的な闘争〉である
 十 〈存在〉と〈無〉
第二章 豫言者ハイデッガー
 一 三つの問題
 二 キェルケゴール的とニーチェ的
 三 〈世界の夜の時代〉或ひは〈世界像の時代〉
 四 〈存在の歴史〉の立場
 五 〈存在の歴史〉は〈存在忘却〉と共に始まる
 六 言葉は〈存在の家〉である
 七 豫言者・詩人・人間
 八 豫言者ハイデッガー
 九 詩は歴史を支へる地盤である
第三章 ハイデッガーの〈祝福〉
 一 〈人は存在の近きに住む〉
 二 〈祝福の次元〉
 三 〈存在の声〉と〈存在への畏敬〉
補遺第一 ハイデッガーの「帰向」と西田哲學
 一 〈存在〉と絶対無
 二 〈存在の思惟〉と思考法の転回
 三 〈止まるもの〉と〈流れるもの〉
 四 逆対応と〈逆投〉
補遺第二 ハイデッガー関係の二著作について
 一 『実存と存在』について
 二 『存在の問題』について
あと書


著者
高坂 正顕(コウサカ マサアキ)
1900〜1969年。哲学者。文学博士。専門は、カント哲学。京都学派の一人。西谷啓治、高山岩男、鈴木成高と共に「京都学派四天王」と呼ばれる。著書に、『高坂正顕著作集』(全8巻)『西洋哲学史』『哲学は何のために』『西田幾多郎先生の追憶』など多数。

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