バッハ=魂のエヴァンゲリスト
バッハ=魂のエヴァンゲリスト
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
心に深い慰めを
300年の時を超え魂に福音をもたらす生涯と作品、その魅力のすべて
なぜ心にこれほど深い慰めをもたらすのか。人生への力強い肯定を語るのか。「神の秩序の似姿」に血肉をかよわせるオルガン曲。聖の中の俗、俗の中の聖を歌い上げるカンタータ。胸いっぱいに慈愛しみ渡る≪マタイ受難曲≫……。300年の時を超え人々の魂に福音を与え続ける楽聖の生涯をたどり、その音楽の本質と魅力を解き明かした名著、待望の新版。
人間の小ささ、人生の空しさをバッハはわれわれ以上によく知っているが、だからといってバッハは人間に絶望するのではなく、現実を超えてより良いものをめざそうとする人間の可能性への信頼を、音楽に盛りこんだ。その意味でバッハの音楽は、切実であると同時に、きわめて楽天的でもある。バッハの音楽を聴くとき、われわれは、人間の中にもそうした可能性があることを教えられて、幸福になるのである。——<本書より>
※本書の原本は1985年4月、東京書籍より刊行されましたが、学術文庫版刊行にあたり、大幅に改訂を加えました。
【目次】
第1章 伝統からの巣立ち——誕生からアルンシュタット時代まで
第2章 若き日に、死をみつめて——ミュールハウゼン時代
第3章 オルガンに吹きこむ、人間の生命力——ワイマール時代1
第4章 青春の抒情、新様式のカンタータ——ワイマール時代2
第5章 幸せなる楽興の時——ケーテン時代1
第6章 バッハの家庭と教育——ケーテン時代2
第7章 音楽による修辞学——ライプツィヒ時代1
第8章 ≪マタイ≫へ向けての慈愛の熟成——ライプツィヒ時代2
第9章 時流の外に新しさを求めて——ライプツィヒ時代3
第10章 数学的秩序の探求——ライプツィヒ時代4
補章 二十世紀におけるバッハ演奏の四段階
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著者
礒山雅(いそやま・ただし)
1946年東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院、ミュンヘン大学留学を経て、現在、国立音楽大学教授、いずみホール音楽ディレクター。2006年より、日本音楽学会会長。専攻は音楽美学・西洋音楽史。
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