ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み
ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み
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【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
「人間の文化は遊びにおいて、遊びとして、成立し、発展した」。歴史学、民族学、そして言語学を綜合した独自の研究は、人間活動の本質が遊びであり、文化の根源には遊びがあることを看破、さらに功利的行為が遊戯的行為を圧する近代社会の危うさに警鐘を鳴らす。「遊びの相の下に」人類の歴史の再構築を試みた不朽の古典をオランダ語版全集から完訳。
*本書の原本は、1971年河出書房新社より「ホイジンガ選集 第一巻」として刊行されました。本文庫化にあたっては、1989年に同社より刊行された新装版「ホイジンガ選集 第一巻」を底本にしています。
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著者
ヨハン・ホイジンガ
1872〜1945。歴史家、文明批評家。フローニンゲン大学卒業。フローニンゲン大学、ライデン大学で教授職を務める。ライデン大学学長。著書に『中世の秋』『ホモ・ルーデンス』『エラスムス』『わが歴史への道』などがある。
訳者
里見 元一郎(さとみ・もといちろう)
1928年、静岡市生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。清泉女子大学名誉教授。専攻は中世史。著書に『ヨハン・ホイジンガ』『西欧中世の宮廷文明』、翻訳に『中世の秋』(共訳)などがある。