商品情報にスキップ
1 2

マックス・ウェーバー入門

マックス・ウェーバー入門

通常価格 6,710 円(税込)
通常価格 セール価格 6,710 円(税込)
セール 売り切れ

本商品は「旧ISBN:9784423800225」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1983年

ウェーバーの業績を貫くものは近代西洋世界独自の合理性の究明である。この視点から全著作を分析する最良の入門書。

19世紀末から20世紀前半にかけて、西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者マックス・ウェーバーへの、格好の入門書。ウェーバーは代表作として『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などを残し、現代においても重要な社会学者として参照される。

【目次】
編者まえがき
略記法および訳者補遺
序章
第一章 合理的資本主義、資本主義的精神およびその宗教的前提についての比較構造分析
第一節 禁欲的プロテスタンティズムと資本主義的精神
余論:マックス・ウェーバーのプロテスタンティズム=資本主義=命題の批判に関連して
第二節 アジアの諸宗教とアジアの伝統主義
第三節 西洋の合理化過程にたいするイスラエルの予言の意義
第四節 後期ユダヤ教とイスラエル教の経済倫理
第二章 ヨーロッパの都市とヨーロッパの市民層の歴史についての比較構造分析
第一節 西洋の都市とアジアの都市
第二節 古代の都市と中世の都市
第三章 合理的国家の比較構造理論 官僚制化の普遍的傾向
第一節 カリスマ的支配のその「日常化」
第二節 伝統的な型の支配——家産制と封建制——
第三節 合法的官僚制的支配の類型の代表としての近代国家
第四節 政党の官僚制化
第四章 マックス・ウェーバーの世界史的研究に有する現代的な展望と倫理的な動機
第一節 合理的装置の「外殻」のうちにおける人格的自由の問題
第二節 「魔術から解放された」世界における意味ある生き方の問題 合理的科学と責任倫理的行為
文献目録
訳者あとがき


著者
G・アブラモフスキー
著書に、『マックス・ウェーバー入門』など。

松代 和郎(マツシロ カズオ)
1931年生まれ。社会経済学者。神戸大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(神戸大学)。関西学院大学、神戸商科大学、大阪国際大学、兵庫県立大学(神戸商科大学)で教鞭を執る。大阪国際大学各名誉教授。著書に、『社会経済学序説』などがある。

詳細を表示する