マルクスと現代
マルクスと現代
本商品は「旧ISBN:9784423700068」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1960/08/24
マルクス(1818−83)の思想はロシア革命を経てソビエト連邦、そして多くの社会主義国家を生んだ。現代においても思想的・政治的にも大きな意味を持っている社会主義・共産主義を問い直す。
【目次】
はじめに
第一章 世界史の過程に関するマルクスの構想
第二章 二十世紀後半の世界
第三章 アメリカ合衆国の資本主義的発展に関する覚書
第四章 来るべき恐慌の意義と危険 ロシヤに対するマルクス主義的分析への寄与
第五章 十月革命から第二次大戦に到るまで
第六章 ロシヤはいかにして二十世紀の後半に進むか
第七章 ロシヤのヨーロッパ内帝国
第八章 ロシヤ国家の性格に関する覚書
第九章 ヨーロッパの没落とヨーロッパの変形
第十章 アジアにおける諸改革は新しい社会体制を作り出す
第十一章 多種多様な社会体制の衝突
第十二章 マルクス主義の古くして新しい問題
エピローグ
註及び原典
訳者あとがき
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著者
フリッツ・シュテルンベルク
1895〜1963年。ドイツの経済学者、社会学者、マルクス主義理論家、社会主義政治家。
訳者
猪木正道(イノキ マサミチ)
1914〜2012年。政治学者。京都大学名誉教授、第3代防衛大学校校長。東京帝国大学経済学部卒業。法学博士(京都大学)。
著書に、『ロシア革命史』『共産主義の系譜』『戦う社会民主主義『ドイツ共産党史』『スターリン』『三つの共産主義 レーニン・トロツキー・スターリン』『ロシヤ史入門』『戦争と革命』『政治変動論』『日本の方向』『人間尊重のために』『国際政治の展開』『政治学新講』『民主的社会主義のために』『民主的社会主義』『議会政治を守るために』『独裁の政治思想』『政治学ノート 第1・第2』『社会思想入門』『独裁者』『激動する世界と日本』『随想 世界と日本』『政治をみる眼』『歴史の転換点』『国際政治をみる眼』『大世界史(25) 冷戦と共存』『国を守る 熱核時代の日本防衛論』『現代政治の虚像と実像』『七つの決断 現代史に学ぶ』『日本の運命を変えた七つの決断』『安全を考える』『評伝 吉田茂』『軍事大国への幻想』『日本宰相列伝(18) 吉田茂』『天皇陛下』『歴史の黒白』『政治の文法 日本・アメリカ・ソ連』『軍国日本の興亡 日清戦争から日中戦争へ』『私の20世紀 猪木正道回顧録』などがある。