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ヨーロッパの出現

ヨーロッパの出現

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
森と石、都市と農村が展いた後発のヨーロッパ文明は、どのようにして世界史の領導者になったのか。戦争・飢餓・疫病、ルネサンス・宗教改革・大航海を経てきたその歴史に建設と改新、破壊と停滞のリズムを読み取り、長大な文明を一つのシステムとして通観する。西洋史の泰斗による格好のヨーロッパ入門!

しばしば、ことに当のヨーロッパ人の歴史家たちがおこなうような、オリエント文明やギリシア文明から説きおこすヨーロッパ史は、ここでは斥しりぞけられる。それらの偉大な古代文明は、ヨーロッパ人にとっていとおしいモデルではあろうけれども、ヨーロッパとは異なる文明である。[本書「はじめに」より]

【目次】
はじめに
第一章 太古の大陸にて
第二章 建設と破壊
第三章 改新の世紀
第四章 精神と生活の範型
第五章 成人に達した文明
おわりに——持続する文明
付録


著者
樺山 紘一(かばやま・こういち)
1941年東京生まれ。東京大学卒。専門は西洋中世史、西洋文化史。東京大学文学部教授、国立西洋美術館長を経て、現在、東京大学名誉教授、印刷博物館顧問、渋沢栄一記念財団理事長。主な著書に『歴史のなかのからだ』『ルネサンスと地中海』『西洋学事始』『歴史の歴史』、学術文庫に『世界史への扉』『《英雄》の世紀』などがある。

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