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ヨーロッパ中世の社会史

ヨーロッパ中世の社会史

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
ヨーロッパはなぜ世界の覇権をとったのか?

その基層をなす社会構造の特殊性は中世に準備されていた。中国やローマ帝国が目指した世界帝国を否定し、国民というまとまりの上に立つ国家という独自の道を、中世一千年をかけて形成したのである。そのとき、神・自然・同胞、三つに対する考え方の変化が起こった。政治史・経済史・法制史などに分化した理論を統合し、人間の移動や、文字に残っていない民衆の「話し言葉の世界」をひっくるめて、現在に続く世界史の転換と相関を、語りかけるように読み解く。わたしたちは歴史から何を学べるか?

*本書の原本は『ヨーロッパ中世の社会史』(岩波書店、1985年)です。

【目次】
第一講 中世社会史への誘い
第二講 民族大移動期の世界史的意義(4〜8世紀)
第三講 西ヨーロッパ的生産様式の形成と普及(8〜11世紀)
第四講 西ヨーロッパ中世都市の特色(11〜13世紀)
第五講 中世西ヨーロッパ社会に共通した特質(13〜16世紀)
第六講 国家権力の質的変化について


著者
増田四郎(ますだ・しろう)
1908〜1997年。奈良県生まれ。一橋大学経済学部教授を経て一橋大学学長。一橋大学名誉教授。歴史学者。1995年文化勲章受章。著書に『独逸中世史の研究』『西洋中世世界の成立』『ヨーロッパとは何か』『都市』『大学でいかに学ぶか』など多数。

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