レーオポルト・フォン・ランケ
レーオポルト・フォン・ランケ
近代歴史学の確立者ランケの人と学問をダイナミックに把握し、彼を中心に展開した19世紀ドイツ史を描出する労作。
本商品は「旧ISBN:9784423460306」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1983年
【内容紹介・目次・著者略歴】
実証主義的歴史学の父ランケ(1795−1886)の歴史家としての自己形成とその歴史学的手法について、詳細に解明する重要書。
【目次】
まえがき
第一章 史家ランケの形成
一 最初の環境——故郷と家庭
二 ドンドルフとシュールプホルタ
三 ライプツィヒ大学
四 フランクフルト・アン・デア・オーデル
五 歴史家の形成
六 ベルリンの生活
七 『ローマ的・ゲルマン的諸民族史』と『南欧の諸君主・諸民族』
第二章 南方旅行
一 由来と旅程
二 現実世界に対する体験
三 Labor ipse voluptas
四 イタリアの自然、芸術、宗教
五 むすび
第三章 『ドイツの分裂と統一』について
——「歴史学と政治」の問題——
一 『歴史=政治雑誌』の成立
二 『ドイツの分裂と統一について』
三 歴史学と政治
四 むすび
第四章 若きゲレスにおけるドイツ民族性観の確立
——ランケの歴史的国家の理念理解のために——
一 ランケの歴史的国家の理念
二 ゲレスの『パリ滞在記』
三 ゲレスのフランス革命観
四 ドイツ民族性の観念
五 ドイツ民族性のあらわれとしてのランケの思想
第五章 ザヴィニーの「民族精神」について
——ランケとザヴィニー——
一 ランケとザヴィニー
二 「民族精神」——言葉の成立
三 「民族精神」——思想の系譜
四 ザヴィニーの「民族精神」思想
五 むすび
第六章 ランケ史学成立についての熟考
第七章 ランケとフリードリヒ・ヴィルヘルム四世
——「歴史家と政治家」の問題——
一 両者の関係
二 ランケの政治思想と王の政治思想
三 フリードリヒ・ヴィルヘルム四世の人物
四 一八四八年の革命時代におけるランケの意見書
五 歴史家と政治家
第八章 ランケとバイエルン国王マクシミリアン二世
——ランケ史学の本質——
一 両者の関係
二 ベルヒテスガーデンの交歓
三 人類の道徳的進歩について——史学の本質
四 むすび
第九章 ティエールとの会談
一 両者の関係
二 普仏戦争に至るまで
三 会談の内容
四 ランケとドイツの統一
第一〇章 マイネッケのランケ像を中心として
一 国家観・政治思想
二 歴史観
三 ランケの全体像
四 ランケと現代
附
ランケ年譜
人名索引
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著者
村岡 晢(ムラオカ アキラ)
1911〜1996年。西洋史学者。早稲田大学名誉教授。東北帝国大学文学部卒、文学博士(東京大学)。専門は、ドイツ近代史。
著書に、『フリードリヒ大王研究』『ランケ』『フリードリヒ大王 啓蒙専制君主とドイツ』『近代ドイツの精神と歴史』『レーオポルト・フォン・ランケ 歴史と政治』『史想・随想・回想』『続史想・随想・回想』『新稿西洋史』(池田哲郎、西村貞二共編著)『西洋史要』(池田哲郎, 西村貞二共編著)『ヨーロッパ世界の史的形成』(共著)など、
訳書に、ヴィルヘルム・ディルタイ『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『ランケ選集 第1巻 (歴史・政治論集)』(共訳)ヴィンデルバント『近世哲学史 上巻』(共訳)レーオポルト・フォン・ランケ『世界史の流れ』などがある。
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