ロマンティシズムと現代神学
ロマンティシズムと現代神学
本商品は「旧ISBN:9784423300879」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1992年
相対主義と科学技術の中で信仰が直面する困難に、ロマンティシズムによる全体性の回復を通して、キリスト教の可能性を探究する。
【目次】
序説
第一部 ロマンティシズムの定義
I ロマンティシズムと現代
一 ロマンティシズムの非閉鎖的本性
二 ロマンティシズムと自己 混沌 発展
三 ロマンティシズムと知性の断絶 実存主義 弁証法的神学
四 ロマンティシズムの存在論と神
II ロマンティシズムと歴史
一 ハルナック史学とペリカン史学
二 歴史には「裸の事実」はない
三 歴史の個性と伝統の尊重 史的・批判的歴史学批判
III 近代のロマンティシズムと神学 その閉鎖性と非閉鎖性
一 近代のロマンティシズム
二 ルソーとロマンティシズム
三 シュライエルマッハーの神学について
四 シュライエルマッハーとカント
五 コウルリッジとその時代
六 理性と悟性 コウルリッジとカント
七 コウルリッジと神
八 第III章の結び
第二部 ロマンティシズムと現代神学 現代神学概説
はじめに
IV 現代神学の非閉鎖性について
A パラダイム論と神学
一 パラダイムの共約不可能性と神
二 反証主義 検証主義 無政府主義
三 反証主義も無政府主義も神学史の実情には合っていない
四 パラダイムに対する神学者たちの誤解
B 反証主義と現代神学 現代神学の古典時代
一 思想の発展と反証主義
二 近代に対する反証主義的思想としてのマルキシズムと実存主義
三 近代に対する反証主義と神学 バルト神学
四 史的イエスに対する否定的態度と反証主義
五 神の問題と反証主義
C 神学の非閉鎖性について 一九七〇年以降の神学
一 現代のパラダイム 知の徹底的相対主義
二 マス・カルチャーの時代
三 現代神学の非閉鎖的性格 言葉の問題と解釈学的神学
四 脱構築 プロセス神学 解放の神学
五 教義学的神学から非閉鎖的神学へ
V フェミニスト神学について
一 フェミニスト運動の本意
二 キリスト教と女性蔑視
三 フェミニズムと近代科学
四 フェミニスト聖書学の矛盾
五 フェミニスト神学と聖書 神学
六 フェミニスト神学と神
VI 諸宗教の神学について
一 歴史神学の相対性と弁証法的神学
二 諸宗教間の「理」としての断絶と「事」としての断絶
三 キリスト教中心主義的視点
四 神中心主義的視点
五 救済論中心主義的視点
六 宗教の絶対性と相対性
終章 生とユーモア ロマンティシズムの神学序説
一 排他性と普遍性
二 生とユーモア
三 生と憧憬
四 生と交わり
あとがき
注
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著者
小田垣 雅也(オダガキ マサヤ)
1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。
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