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中世ヨーロッパの社会観

中世ヨーロッパの社会観

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
人体に、建造物に、蜜蜂に、チェス盤に——隠喩で捉えられた社会像中世ヨーロッパは教皇・皇帝という聖俗権力の下の階層秩序的な社会であった。人体諸器官に喩えれば君主は頭、元老院は心臓、胃と腸は財務官と代官、武装した手は戦士、足は農民と手工業者、そしてそれらは魂であるところの聖職者の支配に服する——ほかに建築・蜜蜂・チェスなどを隠喩として社会の構成と役割を説明する中世人の象徴的思考を分析。

*1992年、弘文堂より刊行された『隠喩のなかの中世 西洋中世における政治表徴の研究』を底本とし、改題しました。

【目次】
序章 隠喩による社会認識
第1章 蜜蜂と人間の社会
第2章 建造物としてのキリスト教社会
第3章 人体としての国家
第4章 チェス盤上の諸身分
終章 コスモスの崩壊


著者
甚野 尚志(じんの・たかし)
1958年、福島県生まれ。1983年、東京大学大学院人文科学研究科修了。京都大学人文科学研究所を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。ヨーロッパ中世史を専攻。著書に『中世の異端者たち』、『中世ヨーロッパを生きる』(共編著)、『東大駒場連続講義 歴史をどう書くか』(編著)、『西洋中世史料集』(共著)、訳書に『祖国のために死ぬこと』など多数がある。

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