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中国哲学の探究(東洋学叢書)

中国哲学の探究(東洋学叢書)

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本商品は「旧ISBN:9784423192221」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1981年
叢書・シリーズ名:東洋学叢書

儒教・道教・仏教の三者が織りなす中国思想の流れを著者30年の研究により集大成した成果。木村中国学の全貌を明らかにする。

【目次より】
論語と孔門 雑考I
 一 論語における孔子に対する称呼 子・孔子・夫子・仲尼・君子
 二 論語に見える徳目の系統 特にその原点としての〈仁〉について
 三 論語に現われた信の概念について
 四 論語に見える徳の諸相について
 五 子貢について
 六 子路についての管見
 七 顔淵について
 八 孔門の若き秀オたち 子游・子夏・子張・曾子について
荀子より礼記まで 雑考II
 一 読荀子二則 書誌學的〓記
 二 前漢における礼學の伝受について
 三 礼記の大學篇について
 附録一 大學と中庸
 附録二 ジッテと朱子の學
老荘と道教 雑考III
 一 荘子妄言一則 
   荘子の書の変遷から見た内篇と外・雑篇との関係について
 二 荘子の巵言
 三 荘周説話を通じて見た荘周の死生観
 四 道教と中國の思想
 五 馬王堆出土の帛書老子について
中國佛教の周邊 雑考IV
 一 老荘の無と佛教の空とについて
 二 中國中世思想史上における廬山
 三 寒山詩について
 四 中國における哲人の詩について 
   詩と偈との関係より見ての断想
比較思想の試み 提唱V
 一 中國思想史學の対象について
 二 中國における世界観・人生観
 三 中國哲學における中庸思想
あとがき
掲載書誌一覧


著者
木村 英一(キムラ エイイチ)
1906−1981。中国哲学研究者。大阪大学名誉教授。京都帝国大学文学部支那哲学史卒。文学博士。
著書に、『法家思想の研究』『中国民衆の思想と文化』『中国的実在観の研究』『老子の新研究』『孔子と論語』『中国哲学の探究』など、
訳書に、『世界の大思想 第2期 第1 老子』(共訳)『中国古典文学大系 3 論語』(共訳)『論語 全訳注』『老子』などがある。

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