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今昔物語集 天竺篇 全現代語訳
今昔物語集 天竺篇 全現代語訳
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【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
成立は12世紀、平安末期と言われる。本朝(日本)、天竺(インド)、震旦(中国)、すなわち当時認識していた全世界に伝わる仏教譚を集めた類聚説話集。本巻の舞台は天竺。釈尊の生涯や伝説、修行、各種霊験、因果応報……綿々と伝わる教えを壮大なスケールで、ときにユーモラスに展開する。
講談社学術文庫刊『今昔物語集』(一)〜(五)より現代語訳を抽出し、一冊に再編集。
*本書は、1979〜1981年刊の講談社学術文庫『今昔物語集』(一)〜(五)より抜粋、再編集したものです。
【目次】
巻一
釈迦如来、人界に宿り給える語
悉達太子、山に於いて苦行したまえる語
釈迦、五人の比丘の為に法を説きたまえる語
ほか
巻二
仏、病める比丘の恩に報いたまえる語
天竺に香を焼きしに依りて口の香を得たる語
前生に不殺生戒を持せる人、二国の王に生ぜる語
ほか
巻三
文殊、人界に生れたまえる語
阿闍世王、父の王を殺せる語
仏、涅槃に入りたまえる後、棺に入れたる語
ほか
巻四
天竺乾陀羅国の絵仏、二人の女の為に半身と成る語
天竺の国王、酔象を以て罪人を殺さ令むる語
天竺の長者と婆羅門と牛突の語
ほか
巻五
一角仙人、女人を負い、山従り王城に来る語
天竺の狐、虎の威を借り責められて菩提心を発す語
亀、猿の為に謀らるる語
ほか
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訳者
国東 文麿(くにさき・ふみまろ)
1916-2012。旧制早稲田大学文学部卒業。専門は日本文学。早稲田大学名誉教授。著書に『今昔物語集成立考』『今昔物語集作者考』。
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