古代から中世へ
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イスラムの興隆とヨーロッパ世界の誕生を結びつけたピレンヌ学説、それをめぐる主な論争を収める。
本商品は「旧ISBN:9784423493243」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1975年
叢書・シリーズ名:歴史学叢書
古代はいかにして中世になったのか? イスラムの興隆とヨーロッパ世界の誕生を結びつけたピレンヌ学説、それをめぐる主な論争を収める。
【目次より】
一 マホメットとシャルルマーニュ アンリ・ピレンヌ
二 経済的対照 メーロヴィンガ王朝とカーロリンガ王朝 アンリ・ピレンヌ
三 ピレンヌ死後二五年 ブライス・ライアン
四 ピレンヌとマホメット ダニエル・デネト
五 マホメットとシャルルマーニュ 経済的問題 モリス・ロンバール
六 マホメット、シャルルマーニュ、及びリューリック スチューレ・ボーリン
解題
あとがき
地図
■
著者
アンリ・ピレンヌ(アンリ・ピレンヌ)
1862〜1935年。ベルギーのヴェルヴィエ生まれの歴史家。
リエージュ大学でヨーロッパ中世史を専攻。ライプチヒ大学、ベルリン大学に留学。1886年にベルギー・ガン大学教授となる。全ヨーロッパ的視野で、中世の都市および商工業のあり方に重点をおく社会経済史を中心に研究。著書に『ヨーロッパ世界の誕生』など。
訳者
佐々木 克巳(ササキ カツミ)
1931〜2013年。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門は、ヨーロッパ中世史。成蹊大学経済学部教授を務めた。