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均衡理論の研究

均衡理論の研究

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本商品は「ISBN:9784423850510」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1985年

【内容紹介】
線型経済学、一般均衡論の基礎、成長理論とマクロ経済学の各分野から論文を精選し、学界の到達点と今後の展望を与える必読文献。

市場経済では,需要と供給が一致するように価格が決まるという前提に基づく理論。需要と供給が一致した状態が均衡である。ある産業や企業だけの均衡を扱うのが、「部分均衡論」である。市場のあらゆる財・サービスの均衡を扱うのが「一般均衡論」である。

【目次】
福岡正夫論文集刊行について
第1部 線型経済学の諸問題
完全雇用と固定的生産係数
柴田博士のカッセル批判をめぐって
カッセル一般均衡体系の再検討
線型経済学と伝統理論
投入産出モデルと市場機構
投入産出の不等式体系
動学的レオンチェフ体系における双対安定の非両立性について
ゲーム問題の若干の特殊な解法について
第2部 一般均衡理論の基礎をめぐって
均衡点存在問題の一考察
価格調整関数と存在定理 一つの注解
存在問題の再考察
安定条件と調整速度 一つの批判的覚書
ヒックス教授の需要理論
価格決定における需要の役割
均衡理論の進路
ケインズ経済学のミクロ理論的基礎 展望と評価
マクロ分析とミクロ分析
第3部 成長理論およびマクロ経済学
再生産表式と均衡成長
再生産表式モデルにおける双対安定性について
新古典派定理と2部門成長モデル
最適成長理論 展望
インフレーション理論の展望
貨幣的成長のケインズ・モデル
カルドアの成長理論
ケインズと現代経済理論
ケインズ経済学の現局面
あとがき
索引


著者
福岡 正夫(フクオカ マサオ)
1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。
著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、
訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳)ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。

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