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場所的論理と呼応の原理

場所的論理と呼応の原理

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京都学派の哲学者高山岩男が、自身の哲学の二つの根本原理とした場所的論理と呼応の原理についてものした画期的な著作である。1976年創文社により刊行された本書は、1951年に刊行された弘文堂版を改訂したものになる。 師の田邊元は、本書を一部認め、一部不十分と批評した。

構成
【目次】
前篇 場所的論理と呼応の原理
第一章 序説 種々の論理(一—二)
第二章 論理の根本原理(三—七)
第三章 呼応の原理と場所的論理(八—一〇)
第四章 呼応的論理の段階(一一—一六)
第一節 技術と科学(一一—一二)
第二節 社会と歴史(一三—一六)
第五章 宗教と呼応的論理(一七—二〇)
後篇 所の倫理
第一章 所の倫理の概念について
第二章 所の倫理と秩序の理念
第三章 欲望と自然的均衡秩序
第四章 理性的人格と法的秩序
第五章 場と所と個と
第六章 文化の所と創造性
第七章 無我の道義性と創造的世界観


著者
高山 岩男(こうやま いわお)
1905〜1993年。哲学者。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都学派の全盛期に学ぶ。文学博士。京都帝国大学文学部教授ののち、神奈川大学、日本大学などで教鞭をとり、秋田経済大学学長を歴任。
著書に、『西田哲學』『ヘーゲル』『續 西田哲學』『文化類型學研究』『世界史の哲學』『日本の課題と世界史』『所の論理』『哲学と哲学的実存』『マルクシズムの超克』『場所的論理と呼応の原理』『道徳の危機と新倫理』『宗教はなぜ必要か』『二つの世界に抗して 文明の破局と人類の対決』『現代の不安と宗教』『道徳とは何か 倫理学入門』『国際的中立の研究』『現代の政治・社会思想 社会科における取扱いに関連して』『哲学とは何か』『教育と倫理』『実存哲学』『政治家への書簡 正・続』『西田哲学とは何か』『京都哲学の回想 旧師旧友の追憶とわが思索の軌跡』『高山岩男著作集』(全6巻)『西田幾多郎研究資料集成 第1・2巻 高山岩男集』など多数ある。

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