夢中問答集

◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像２枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
天龍寺を開山し、造園の妙を各地に施した、悟達明眼の夢窓国師は、北条家、足利家、後醍醐天皇からも深く帰依され、世に7朝の帝師と仰がれた。在俗の政治家、足利尊氏の弟直義(ただよし)の、信心の基本、大乗の慈悲、坐禅と学問などの問いに答えて、欲心を捨てることの大切さと仏道の要諦を指し示す。無礙自在の禅者の声が、時空を超えて響きわたる。

*本書の原本は、1976年に小社より刊行されました。

【目次】
序
凡例
夢中問答集(原文、付=脚注)
跋
再跋
補注
現代語訳
解説──夢窓国師について

■
訳者・注
川瀬一馬(かわせ・かずま)
1906ー1999。東京文理科大学国文科卒。文学博士。静岡英和女学院院長などを歴任。著書に『古活字版之研究』(学士院賞)、『古辞書の研究』『日本書誌学之研究』『日本出版文化史』『夢窓国師・禅と庭園』などがある。