天才数学者はこう解いた、こう生きた 方程式四千年の歴史
天才数学者はこう解いた、こう生きた 方程式四千年の歴史
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
ピタゴラス、アナクサゴラス、ユークリッド、アルキメデス、アル=フワリズミ、タルターリャ、フェラーリ、カルダノ、ヴィエト、デカルト、ジラール、ハリオット、ウォリス、ニュートン、ラグランジュ、ガロア、アーベル……。小数、負の数、虚数、超越数……。方程式との格闘は、数のフロンティア拡大の歴史でもありました。方程式の視点から4000年の数学史を読み解く絶好の入門書です。
古代のバビロニア、エジプトの名もなき天才数学者たち、ギリシアのピタゴラス、アナクサゴラス、ユークリッド、アルキメデス……。アルジェブラの語源になったアル=フワーリズミはアラブ世界で数学の礎を築きました。ルネッサンス以降、伊・仏・英では、綺羅星のごとく天才数学者が誕生します。タルターリャ、フェラーリ、カルダノ、ヴィエト、デカルト、ジラール、ハリオット、ウォリス……。そして近代になると、ニュートン、ラグランジュが方程式に果敢に挑み、一九世紀にはガロアとアーベルという二人の大天才が、方程式には解があるが、解を公式のかたちでは表現できない(5次以上の一般方程式)ことが証明され、方程式四千年の歴史にひとつの終止符が打たれることになりました。4000年の数学史を駆け抜ける痛快無比の数学入門です。
*原本は、2001年に講談社選書メチエとして刊行されました。
【目次】
プロローグ 大発見と天才伝説
年 表
第一章 古代の方程式——バビロニア、エジプト、ギリシア、アラブ世界
1 パピルスと粘土板の天才たち
2 ギリシア数学の黄金時代
3 方程式を発明した男、アル・フワリズミ
第二章 伊・仏・英「三国志」——数学のルネッサンス
1 イタリア・ルネッサンス、ヨーロッパ数学の復活
2 フランスの数学革命
3 そのころイギリスでは
第三章 ニュートンとラグランジュと対称性——科学革命からフランス革命まで
1 対称性の発見、ニュートンの奇跡
2 ラグランジュと代数学の基本定理
第四章 一九世紀の伝説的天才——アーベルとガロア
1 悲劇のアーベル
2 ガロア、謎の決闘に死す
エピローグ 未解決問題のフロンティア
参考文献
あとがき
練習問題解答
真剣に数学したい人のための付録
索引
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木村俊一(きむら・しゅんいち)
1963年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学部修士課程修了。シカゴ大学にてph.D取得。MIT、ユタ大学、ヴァージニア大学、マックス・プランク研究所などを経て、現在、広島大学教授。専門は、代数幾何。著書に、『数術師伝説』『連分数のふしぎ』『ガロア理論』『算数の究極奥義教えます』『無限のスーパーレッスン』などがある。
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