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寺山修司全歌集

寺山修司全歌集

通常価格 2,607 円(税込)
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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
横溢する言葉の魔力

短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇……。芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。言葉の錬金術師は歌う。故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を! 短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。
(解説「アルカディアの魔王」塚本邦雄  解説「透明な魔術」穂村弘)

寺山修司の場合はどうか。……一見したところ、等身大の<私>が我々の知っている日本に生きているように思えるのだ。だが、寺山ワールドの<私>は神が自らに似せて作った傀儡に過ぎない。作者=本当の私は、五七五七七という定型空間の外部にいて、神のように全てをコントロールしている。——<「解説2 透明な魔術」穂村弘より>

※本書は『寺山修司全歌集』(風土社、沖積舎)を底本にした。

【目次】
田園に死す
 恐山
 犬神
 子守唄
 山姥
 家出節
 新・病草紙
 新・餓鬼草紙
 跋
初期歌篇
 燃ゆる頬
 記憶する生
 季節が僕を連れ去ったあとに
 夏美の歌
空には本
 チエホフ祭
 冬の斧
 直角な空
 浮浪児
 熱い茎
 少年
 祖国喪失
 僕のノオト
血と麦
 砒素とブルース
 血と麦
 老年物語
 映子を見つめる
 蜥蜴の時代
 真夏の死
 血
 うつむく日本人
 私のノオト
未刊歌集 テーブルの上の荒野
 テーブルの上の荒野
 ボクシング
 煮ゆるジャム
 飛ばない男
 罪
 遺伝
 花札伝綺


著者
寺山修司(てらやま・しゅうじ)
1935年、青森県生まれ。早稲田大学在学中に「チェホフ祭」で短歌研究新人賞を受賞。『田園に死す』は畢生の代表歌集。また、俳句、詩、エッセイ、評論などでも意欲作を発表。その傍ら、演劇実験室「天井桟敷」を主宰して国内外で活躍。さらには映画を手がけるなど、終生ジャンルを超えて、時代を先取りする表現活動を行った。1983年没。

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