寺山修司全歌集
寺山修司全歌集
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
横溢する言葉の魔力
短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇……。芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。言葉の錬金術師は歌う。故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を! 短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。
(解説「アルカディアの魔王」塚本邦雄 解説「透明な魔術」穂村弘)
寺山修司の場合はどうか。……一見したところ、等身大の<私>が我々の知っている日本に生きているように思えるのだ。だが、寺山ワールドの<私>は神が自らに似せて作った傀儡に過ぎない。作者=本当の私は、五七五七七という定型空間の外部にいて、神のように全てをコントロールしている。——<「解説2 透明な魔術」穂村弘より>
※本書は『寺山修司全歌集』(風土社、沖積舎)を底本にした。
【目次】
田園に死す
恐山
犬神
子守唄
山姥
家出節
新・病草紙
新・餓鬼草紙
跋
初期歌篇
燃ゆる頬
記憶する生
季節が僕を連れ去ったあとに
夏美の歌
空には本
チエホフ祭
冬の斧
直角な空
浮浪児
熱い茎
少年
祖国喪失
僕のノオト
血と麦
砒素とブルース
血と麦
老年物語
映子を見つめる
蜥蜴の時代
真夏の死
血
うつむく日本人
私のノオト
未刊歌集 テーブルの上の荒野
テーブルの上の荒野
ボクシング
煮ゆるジャム
飛ばない男
罪
遺伝
花札伝綺
跋
■
著者
寺山修司(てらやま・しゅうじ)
1935年、青森県生まれ。早稲田大学在学中に「チェホフ祭」で短歌研究新人賞を受賞。『田園に死す』は畢生の代表歌集。また、俳句、詩、エッセイ、評論などでも意欲作を発表。その傍ら、演劇実験室「天井桟敷」を主宰して国内外で活躍。さらには映画を手がけるなど、終生ジャンルを超えて、時代を先取りする表現活動を行った。1983年没。
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