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尾崎喜八詩文集9:晩き木の実

尾崎喜八詩文集9:晩き木の実

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本商品は「旧ISBN:9784423992098」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1972年
叢書・シリーズ名:尾崎喜八詩文集 9

【内容紹介】
詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
本書は、散文集である。

【目次より】
一年の輝き(一九六二年)
1 芝生の中の宝石 2 イソギクの小曲 3 水辺の一場景 4 枯葉の歌 5 真冬のヒバリ 6 ふるさとの水の上に 7 波のように 8 皿の上の早春 9 受胎告知 10 町をゆく牧歌 11 ヴェロニカ・ペルシカ 12 まがきのほとり 13 王朝風な時間 14 別れの笛 15 山荘の森の灯 16 美の哀愁 17 世代の移り 18 初夏を彩る 19 初夏の歌 20 或るメーデー歌 21 警告 22 自然詩人の花 23 セレナード 24 高原の炎 25 庭の裁断師 26 水上の夏の歌 27 まろく、重たく 28 渓流の美魚 29 シャロンの野花 30 霧のコルリ 31 夏の焦燥 32 路傍のムクゲ 33 空の黒片 34 水を運ぶ母 35 晩夏の詩の花 36 初秋の輪唱 37 たそがれの夢の花 38 貝しらべ 39 誠実な訪問者 40 秋光燦々 41 寒気に追われて 42 充実と落下 43 合戦尾根にて 44 信濃路の秋 45 百合の木の歌 46 美しい吸血鬼 47 カラマツ荘厳 48 賢者の石 49 野性を恋う 50 微生物に思う 51 冬にも緑 52 年輪の含蓄
生活の中の音楽
バッハへの思い
ベートーヴェンと自然
冬の日記から
私と笛
ドビュッシーのバガテル
書窓雑録
カロッサへの感謝
詩と言葉
蔵書と読書
秋の日記から
野外手帖から
デュアメルのかたみ
デュアメル追悼
カロッサの教訓
若き日の友の姿
交友抄
自然と共に
1 五月の峠 2 富士見紀行 3 奥日光の一日 4 西伊豆の海と丘 5 武蔵野の早春賦 6 那須高原と久慈渓谷 7 春を待つ山
甲斐路の春
浅間山麓の一日
美ケ原の秋
武蔵野の鳥
知多半島の一角
高村光太郎
大いなる損失
あの手のイメージ
ふたたびの春
高村さんとの旅
初めて見たアトリエ
晩秋の午後の夢想
片思いの頃
智恵子さんの思い出(一) 智恵子さんの思い出(二)
鎌倉にて
その土地への愛の序曲
折り折りの記
初秋
友人
病院にて
心平さんの鎌倉来訪
海岸で

憩いの店
後記


著者
尾崎 喜八(オザキ キハチ)
1892〜1974年。詩人、随筆家、翻訳家。京華商業学校卒業。山や自然を主題とした詩や散文、エッセイの佳品を多く残す。クラシック音楽への造詣も深い。
著書に、『詩集 空と樹木』『高層雲の下 詩集』『曠野の火 詩集』『旅と滞在 詩集』『山の繪本 紀行と隨想』『雲と草原』『行人の歌 尾崎喜八詩集』『雲』『詩人の風土』『高原詩抄』『比の糧 詩集』『組長詩篇 詩集』『二十年の歌 詩集』『詩集 同胞と共にあり』『麥刈の月』『夏雲 尾崎喜八詩集』『残花抄 尾崎喜八集』『高原暦日』『美しき視野 自然隨筆集』『碧い遠方』『尾崎喜八詩集』『尾崎喜八詩集』『花咲ける孤獨 詩集』『わが詩の流域』『山の詩帖』『歳月の歌 詩集』『尾崎喜八詩文集 第1〜第10』『自然手帖』『さまざまの泉』『田舎のモーツァルト 尾崎喜八詩集』『私の衆讃歌』『尾崎喜八詩集』『夕べの施律』『自註 富士見高原詩集』『その空の下で 詩集』『あの頃の私の山』『音楽への愛と感謝』『名もなき季節 富士見からの手紙』『日光と枯草』『魂、そのめぐり会いの幸福』などがある。

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