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川の文化

川の文化

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
日本中の子供たちが親から聞かされる叱責の言葉——お前は川の橋の下から拾われてきた——が、意味するところは何か? 民俗学者による「川と日本人」をめぐる調査と考察。

島国日本は、「海の国」であると同時に、豊かな「川の国」でもある。大小の河川は、上流から河口まで、多彩な風景と、文化・風土をかたちづくってきた。舟運と川船、川の狩猟、渡しと橋、年中行事、信仰と伝承など、豊富な事例で語りつくす。島国日本は豊かな「川の国」でもある。かつて柳田國男は、「川は、日本の天然のもっとも日本的なるものであった。」と述べている。大小の河川は上流から河口まで、大地を刻んで多彩な風景と文化を育んできた。舟運の歴史と川船の種類、川での狩猟、渡しと橋、年中行事と信仰など、民俗学者が豊富な事例で語りつくす。

*1981年、日本書籍より刊行された同名書籍の文庫化。

【目次】
文化の母なる川
1 川の語源
2 川と人間生活
3 川の顔
4 人類文化史上の「座」
川と交通
1 北上川の舟運
2 利根川の舟運
3 川船
川の民俗文化
1 川の幸
2 渡しと橋
3 川と年中行事
4 人の一生と川
5 神々の通路としての川
6 川と民俗芸能
7 川と民俗文化の系統
あとがき
解説 (佐野賢治)


著者
北見 俊夫(きたみ・としお)
1924年新潟県佐渡生まれ。東京文理科大学史学科卒。日本交通史,日本流通史,民俗学専攻。筑波大学教授,大東文化大学教授などを務め,1995年没。おもな著書に『日本海上交通史の研究』『市と行商の民俗』『旅と交通の民俗』『ことばの風土』『日本海島文化の研究』『日本民俗学の展開』ほか。

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