商品情報にスキップ
1 1

幕藩体制国家の法と権力 V:相続法の特質

幕藩体制国家の法と権力 V:相続法の特質

通常価格 13,750 円(税込)
通常価格 セール価格 13,750 円(税込)
セール 売り切れ

身分制をもっともよく反映する相続法につき、定説が武士・庶民の二分説であるのに対し、武士・百姓・町人の三分説を主張する。
本商品は「旧ISBN:9784423740521」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1982年
叢書・シリーズ名:幕藩体制国家の法と権力 5

【内容紹介】
法制史の立場から、幕藩体制国家の地方支配体制を体系的かつ総合的に検討した服藤法制史の集大成。本巻は、「相続法の特質」。

【目次】

緒論
第一章 武士相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続法の成立と動揺
I 相続法の成立
II 相続法の動揺
第四節 相続の形態
I 単独相続の原則と分割相続
II 分割相続の実態
第五節 相続の原因
第六節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
III 減知制
第七節 相続の手続
第八節 相続の効果
I 家禄の相続
II 家格の継承
III 屋敷の拝領
IV 奉公義務の継承
V 家長としての地位の継承
第九節 相続法の意義
I 問題点
II 世襲制の矛盾
III 厄介者の輩出
第一〇節 結語
第二章 百姓相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続の形態
第四節 相続の原因
第五節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
第六節 相続の手続および効果
I 相続の手続
II 相続の効果
第七節 後見
第八節 結語
第三章 町人相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続の形態
第四節 相続の原因
第五節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
第六節 遺言状
第七節 相続の手続
第八節 相続の効果
第九節 後見
第一〇節 結語
結論
あとがき


著者
服藤 弘司(ハラフジ ヒロシ)
1921〜 2005年。法制史学者、東北大学名誉教授。九州帝国大学卒。近世武家法が専門。
著書に、『幕府法と藩法(幕藩体制国家の法と権力1)』『大名預所の研究(幕藩体制国家の法と権力2)』『大名留守居の研究(幕藩体制国家の法と権力3)』『刑事法と民事法(幕藩体制国家の法と権力4)』『相続法の特質(幕藩体制国家の法と権力5)』『地方支配機構と法(幕藩体制国家の法と権力6)』『『公事方御定書』研究序説——『寛政刑典』と『棠蔭秘艦』収録『公事方御定書』』、『幕末御触書集成 全6巻別巻』(石井良助共編著)『三奉行問答(問答集)』(共編著)『火附盗賊改の研究 史料編』(共編著)『藩法史料叢書 2 金沢藩』(共編著)『御触書集成目録』(石井良助共編)などがある。

詳細を表示する