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弁証法的世界

弁証法的世界

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本商品は「旧ISBN:9784423100691」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1980年

【内容紹介】
宇宙の誕生から、生命の出現、人類の起源、進化、そして人類の歴史「人類史」の登場と発展について、弁証法的世界観により壮大に描いたエキサイティングな「世界の歴史」を読む。
人間と世界の真理を求めて60余年、米寿を間近に迎えて到達した清明たる世界観。柳田哲学の深い思索が展開される。

【目次】
総説
第一章 宇宙のはじめ
 一 動的宇宙観
 二 宇宙の起原
 三 銀河系と太陽系
 四 地球の科学
第二章 生命の起原
 一 生命の本質
 二 生命の誕生
 三 生命の発展
第三章 人類の起原
 一 自然史の総括
 二 生物進化の法則——競争と共存
 三 労働が人間をつくった
 四 人類史のあけぼの
 五 氷河期について
 六 遺存種について
第四章 弁証法的世界
 一 自然の発展における非連続の連続
 二 サルとヒトとの非連続の連続
 三 価値理念の発展
 四 弁証法的世界 その一
 五 弁証法的世界 その二
 六 弁証法的世界 その三
 七 叡智的自然
第五章 生産労働の発展と社会の進歩
 一 物質的自然の発展法則
 二 生物的生命の発展法則
 三 生物の社会と人間の社会
 四 生産労働の発展と社会の階級化
 五 階級的社会の一典型としての奴隷制
 六 本章のまとめ
第六章 生産労働と知性の進歩
 一 カントの「純粋理性批判」
 二 ヘーゲルの「世界理性」
 三 反映と反応、認識と実践
 四 構造と機能
 五 生産の発展と知性の進歩
 六 観念論的認識論から弁証法的認識論へ
 七 自然と理性の弁証法的統一
 八 社会発展のバロメーターとしての科学的知性
第七章 生産労働の発展と民主主義
 一 社会発展の三要因
 二 分業の発展にともなう個の自覚と社会的連携の自覚
 三 社会圏の拡大とヒューマニズムの成長
 四 奴隷制から封建制への自由の進歩
 五 資本主義的自由と利己的個人主義
 六 貨幣の物神化と人間性の荒廃
 七 階級闘争とプロレタリア民主主義
第八章 社会主義とプロレタリア民主主義
 一 社会主義の必然性と現代社会主義のゆがみ
 二 ゆがみの原因をたずねて
 三 人類の未来について


著者
柳田 謙十郎(ヤナギダ ケンジュウロウ)
1893〜1983年。哲学者。神奈川師範学校。京都帝国大学文学部哲学科卒業。戦後は唯物論者として、平和運動、労働者教育にも取り組む。
著書に、著作は、『唯物論の哲学』『倫理学』『宗教論』『西田哲学と唯物論』『わが思想の遍歴』『自叙伝』や『柳田謙十郎著作集 全8冊』などがある

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