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新版 平家物語(二) 全訳注

新版 平家物語(二) 全訳注

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
「おごれる人も久しからず」——権力を握った平清盛の専横は、平氏一門の運命を栄華の座から滅亡へと転回させる。東国の源氏が決起し、頼朝追討の平家の大軍は、富士川で敵前逃亡。ついで木曾義仲も挙兵し、平家に危機が迫る。そして清盛は、自らの体で湯が沸くほどの熱を発して、ついに——。

12世紀末、日本が古代から中世へと大きく転換した時代に頭角を現した平家は、たちまちに権力の座に就くものの永く維持できず、東国の源氏勢によって急速に滅ぼされる。この平家一門の栄華と滅亡を軸に、歴史過程を物語ったのがこの『平家物語』である。

かつて刊行された講談社学術文庫『平家物語』全12巻を4冊にまとめ、新版として刊行。第二巻は巻第四から第六までを収録。

【目次】
凡例
巻第四
厳島御幸/還御/源氏揃/鼬之沙汰/信蓮/競/山門牒状/南都牒状/永僉議/大衆揃/橋合戦/宮御最後/若宮出家/通乗之沙汰/ぬえ(鳥に空)/三井寺炎上
巻第五
都遷/月見/物怪之沙汰/早馬/朝敵揃/咸陽宮/文覚荒行/勧進帳/文覚被流/福原院宣/富士川/五節之沙汰/都帰/奈良炎上
巻第六
新院崩御/紅葉/葵前/小督/廻文/飛脚到来/入道死去/築島/慈心房/祇園女御/嗄声/横田河原合戦


訳者
杉本 圭三郎(すぎもと・けいざぶろう)
1927-2015。国文学者。法政大学大学院日本文学専攻(修士)卒業。法政大学名誉教授。著書に『軍記物語の世界』(名著刊行会)、共著に『平家物語』、『戦記文学:保元物語・平治物語・太平記』、編著に『平家物語と歴史』(共に有精堂出版)などがある。

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