新版 紫式部日記 全訳注
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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
□絢爛たる宮廷生活、吐露される人生の憂愁□
『源氏物語』という世界史的作品を生んだ紫式部は、平安王朝の実像を後世に伝える貴重な日記も遺していた。
敦成[あつひら]親王の誕生を中心に御堂関白家の繁栄を描く本書は、最盛期の平安朝宮廷の生活絵巻であり、作者の複雑な心境が吐露される貴重な文献でもある。
道長との歌の贈答、中宮彰子への新楽府御進講、和泉式部や清少納言などに対する辛口の批評、一条天皇の行幸……
宮廷社会を舞台に繰り広げられる儀礼や賀宴の日々を見つめながら、紫式部は自己を冷厳に凝視し、憂いに満ちた内面を語ってもいる。
一人の平安びとの精神的軌跡が作品として昇華された日記文学を、全訳注で味読する!
*本書は、2002年に講談社学術文庫のために訳し下ろしされた『紫式部日記』上下巻を一冊にまとめ、新版としたものです。
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訳者
宮崎 莊平(みやざき・そうへい)
1933年生まれ。国文学者。新潟大学名誉教授。 國學院大學文学部卒業、東京都立大学 大学院博士課程満期退学。文学博士。藤女子大学教授、新潟大学教授、國學院大學教授を歴任。
著書に、『平安女流日記文学の研究』『平安女流日記文学の研究 続編』『王朝女流日記案内』『清少納言と紫式部 その対比論序説』『女房日記の論理と構造』『王朝女流日記文学の形象』『清少納言"受難"の近代 「新しい女」の季節に遭遇して』『王朝女流文学論攷 物語と日記』『土屋文明私論 歌・人・生』『女流日記文学論輯』など、訳註書に、成尋阿闍梨母集 全訳注』がある。