商品情報にスキップ
1 1

有賀鐡太郎著作集4:キリスト教思想における存在論の問題

有賀鐡太郎著作集4:キリスト教思想における存在論の問題

通常価格 4,400 円(税込)
通常価格 セール価格 4,400 円(税込)
セール 売り切れ

プロテスタント神学者にして教会史・教理史学者の著作集。全5巻。古代キリスト教学から現代に至るまでの歴史と信仰の実践まで。

第四巻は、「存在論」をキリスト教の観点から読み解く。
「存在」そのものの意味や根本規定を対象にする哲学の根本ジャンルである。形而上学であり、認識論とならんで哲学の最重要分野である。
本書は、欧州文明の底流であるヘレニズムとヘブライズム、そしてハヤトロギアとは何かを問う。

【内容】
序論 キリスト教思想の二重構造について
第一部 ヘブライ思想における特殊性と普遍性
第一章 モーセと預言者
第二章 箴言とヨブ記
第三章 コーヘレト哲学
第四章 ソフィアとデュナミス
第五章 神の無名性について―特にフィロンにおける―
第六章 有とハーヤー―ハヤトロギアについて―
第二部 キリスト教における信仰と思想
第一章 論理の中断
第二章 聖霊体験の分析
第三章 教義史における発足点の問題
第四章 知るということについて
第五章 無と創造
第六章 クレメンス・アレクサンドリヌスにおける信仰と認識
第七章 啓示信仰と神秘思想
第三部 存在論と神学
第一章 パルメニデスとプラトン
第二章 カントとアンセルムス
第三章 エックハルトにおけるesseについて
第四章 現代神学における存在論的一断面


著者
有賀 鐡太郎(ありが てつたろう)
1899〜1977年。プロテスタント神学者、教会史・教理史学者。同志社大学教授、京都大学教授、神戸女学院院長を歴任。同志社大学神学部卒業。ニューヨーク・ユニオン神学校で修士号取得。
著書に、『ヘブル書』『学生自動車隊のイタリア一周』『神学的解釈学としてのオリゲネス研究』『象徴的神学』『歩みは光のうちに』『キリスト教思想における存在論の問題』『有賀鉄太郎著作集(全5巻)』などがある。

詳細を表示する