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机邊散語

机邊散語

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本商品は「旧ISBN:9784423730171」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:2007/02/01

【内容紹介】
民法、著作権法の大家であり、また文芸を愛し、絵筆をとり、篆刻をよくする風流人の、師友、文芸、旅と美術に関する軽妙な随想集。

【目次】
はしがき
法律の視野からの文芸を見る
シェークスピーアと法律
チャタレー夫人の苦笑
鴎外とユーモアと皮肉
モデル問題
肉体文学と法律
創作か模倣か
創作と模倣との境
著作権・出版権と最近の出来ごと
鰐と法律
詩人と犯罪
ポーとコナン・ドイル
ユーゴーとゴーチェと著作権
ノラは帰るか
文芸と法律
美術・師・友
芸術と道徳
美術品及び美術家の法律的保護
日本文化の出なおし
蔵書印と蔵書票
牡丹を描く
画友、葱南木下杢太郎を憶う
杢太郎二十五周忌、喜久雄二十周忌に参じて
医学・文学・南画
阿部家正月画会のこと
切支丹宣教師の見た慶長時代の日本
蓬里雨子を想う
ルヴォン先生と日本文学
現代詩歌のころ
富井先生を憶う
織田萬博士と乃木大将
鵜沢博士と人身売買
ある哲学者の死
老法学者の遺言を読む
旅情点滴
エルサレム紀行
マンデルバウム門
カイロ紀行
壮大カルナックの柱列
ヒットラーの山荘を訪う
ヴェルレーヌの歩みし辺り
真珠とコダック 其他
真珠とコダック
リヒドと法律
法律大いに笑う
遺産相続はうまくいっているか
ソクラテスとある判事の死
権利の善用
天の逆鉾
孔子と契約
戴冠式事件
重役の停年制・婚姻の目的
素人の法律家
素人の法律家後聞
盥まわし
三つの事故とその対策及び救済
争議の目的と限界
企業の取引逼迫と事情変更の原則
七味からし
鉛筆
鮎釣りの解禁日を迎えて
鰆の味
真実とユーモア
動物園と憲法
猿と法律
手形で釣銭をかせぐ話
法律官僚
真実は何よりも雄弁に弁護する
幼児は叫ぶ
光と水についての史話
ディオゲネスと日照権
眺望権について
自然公害についての随想
宝暦治水と明治維新
皓川詩稿


著者
勝本 正晃(カツモト マサアキラ)
1895〜1993年。法学者。東北大学名誉教授。東京帝国大学法科大学独逸法律学科卒業。法学博士(東京帝国大学・論文博士)。専門は、民法、著作権法。
著作に、『民法に於ける事情變更の原則』『法學挿話』『民法研究(第1卷〜第5卷)』 『債權法總論概説』『日本著作權法』『物權法』『新民法總則』『現代文化と著作権』などがある。

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