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東京のヤミ市

東京のヤミ市

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
新宿、渋谷、新橋、池袋、上野……焼け跡となった街に、ふたたび人とモノがあつまり、立ち上げられたマーケット。「戦後東京」の原風景を形づくったと語られ、いまや歴史の中に霞みつつあるヤミ市とは、いったい何だったのか。

食べるものも着るものも「あるべきところにあるべきものがない」敗戦直後、人々は統制経済の網の目をかいくぐり、生きるための商いを、そこで営んだ。ゴザの上に芋を並べた露店は、やがて電気ガス水道をそなえた商店となり、カストリと焼き鳥の飲み屋ができ、ありとあらゆる雑貨が流れ込んでゆく。そうして日々の暮らしを立て直そうとする庶民たちの「復興」は、テキ屋たちのプロデュースにより加速され、巨大な盛り場を生み出していった。

丹念なフィールドワークにより都市生活文化の探究を続けてきた著者が、ヤミ市のリアルな姿を蘇らせる!

*本書の原本は、1995年に『ヤミ市 幻のガイドブック』としてちくま新書より刊行されました。

【目次】
第一章 望遠レンズでみるヤミ市 
バルーンに乗って
一九四七年の東京探訪
新宿はヤミ市のターミナル
渋谷—エネルギッシュな三角地帯
新橋—巨大な呑み屋街
銀座・有楽町—ヤミ市のできない都心
上野広小路—アメ横の母体
池袋—ボランタリーチェーンの理想と現実
第二章 覗きこむヤミ市 
ヤミ市建築の変化
ヨシズ・バラック・マーケット
ヤミ市の地域・建築設計—新宿
ヤミ市建築の豪華版—新橋「新生マーケット」
ヤミ市の店舗建築とディスプレイ1—昼のマーケット
ヤミ市の店舗建築とディスプレイ2—バラック長屋の飲食店街
ヤミ市の店舗建築とディスプレイ3—三階建ての夜の街
インフラストラクチャーの構築
第三章 ヤミ市にひしめく人びと
第一世代の出自/初期ヤミ市商人からの脱却
ヤミ市地下活動へ
ヤミのプロ商人
ヤミ市を生き抜く
第四章 ヤミ市料理のレシピ「国際的なメニュー」の登場
配給では食べられない時代
洋食編
韓国・朝鮮料理編
和食編
中華料理編
ドリンク編
デザート編
第五章 太陽の下のヤミ市
ブティック
荒物屋
日用雑貨・化粧品屋
パチンコ屋
生鮮食料品店
電気器具店第
六章 新宿ヤミ市・夜のシナリオ
夜のマーケット・それぞれの風景
酒場の作法
第七章 焼け跡再興のプロデューサー
テキ屋と焼け跡商売
「組」型経営管理法
東京のカポネ
土地をめぐるヤミ市の論理
第八章 ヤミ市の生活文化論
ヤミ市文化の闇
ヤミ市の生んだ食文化
ヤミ市パチンコ屋を逆照射する
カラオケと軍歌の相似性
ヤミ市の時代を駆け抜けて
主要参考文献
ヤミ市年表
ヤミ市キーワード集


著者
松平誠(まつだいら・まこと)
1930-2017年。東京生まれ。京都大学文学部卒業。立教大学社会学部教授、女子栄養大学教授等を歴任。生活文化論専攻。都市生活文化をテーマに広くフィールドワークを展開,各地・各時代の祝祭文化と生活についての研究を重ねる。主な著書に『ヤミ市 東京池袋』(ドメス出版),『祭の文化』『都市祝祭の社会学』(有斐閣),『プラハの浮世酒場』(岩波書店),『現代ニッポン祭り考』(小学館)などがある。

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