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東南アジア農業開発論

東南アジア農業開発論

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本商品は「旧ISBN:9784423896242」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1968年
叢書・シリーズ名:東南アジア研究叢書

【内容紹介】
農業経済学者の著者による、熱帯・亜熱帯に属する東南アジアの農業開発についての論考が本書である。

【目次より】
はしがき
序論 「南北対立」と「人口食糧」との問題
I 東西対立から南北対立へ
II 低開発国における人口と食糧とのアンバランス
III 農業開発問題の重要性
第1章 東南アジア農業開発にたいする日本の動き
第2章 東南アジアの地域的特質
I 東南アジアの地域設定
II 東南アジアの地理学的統一性
III 東南アジアの地理学的多様性
IV 東南アジアの流動性
第3章 東南アジアの経済開発戦略
I 低開発国経済開発戦略の基本問題
II 工業化論の経済理論的批判
III 東南アジア経済開発の戦略決定にかんする与件
第4章 東南アジア農業の特質
I 自然的基礎
II 人口寡少と可耕末墾地の存在
III 単一耕作的輸出農産物と多年生作物の地域的卓越性
IV 農業生産の二重構造 自給生産と商品生産、小生産者とプランター
V 米作の卓越性と食糧過不足国の分化
VI 農業における低位生産性と不完全雇傭
第5章 東南アジア農業開発の目的と目標
I 東南アジア農業開発における目的
II 東南アジア農業開発における目標
第6章 東南アジア農業開発の主体
I プランター
II 耕作農民
III 政府
第7章 東南アジア農業開発の条件
I 資本条件
II 社会経済的条件
III 技術的条件
IV 価格条件
V 交通条件
第8章 東南アジア農業開発と外国援助
I 低開発国にたいする外国援助
II 東南アジア農業開発にたいする外国援助
第9章 東南アジア農業開発における日本の役割
I 農業技術協力の重要性
II 農業技術協力の問題点
III 一次産品開発輸入の問題
補論 東南アジア農業開発の日本農業におよぼす影響
I 東南アジア農業開発の日本農業への影響の形態
II 東南アジア農業開発と日本農業保護主主義


著者
本岡 武(モトオカ タケシ)
1915〜1983年。農業経済学者。京都大学教授。京都大学東南アジア研究センター所属。京都帝国大学農学部農林経済学科卒業、同大学院進学。専門は、農業開発論。
著書に、『東南アジア農業開発論 (東南アジア研究双書〈3〉)』
『インドネシアの米とくにビマス計画にかんする研究』など、
訳書に、R・L・コーエン『農業経済学』アール・O・ヘディ『経済発展と農業政策』W・D・トウサーン『経済発展と農業政策』などがある。

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