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歎異抄

歎異抄

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
悪人正機説や他力本願で知られる真宗の開祖・親鸞。危険思想視され烈しい弾圧にあいながらも、人々に受け入れられていった、その教えの本質とは何か。師の苦悩と信仰の極みを弟子の唯円が綴った聖典に詳細な語釈、現代語訳、丁寧な解説をほどこした。日本人の「こころ」を追究する著者の手でよみがえる流麗な文章に秘められた生命への深い思想性。
梅原学が探る日本人の「こころ」と親鸞の苦悩と信仰の極み。

*本書の原本は、1972年に小社より刊行されました。

【目次】
序言 竊廻愚案粗勘古今
第1条 弥陀の誓願不思議にたすけられ
第2条 おのおの十余ヶ国のさかひをこえて
第3条 善人なをもて往生をとぐ
第4条 慈悲に聖道・浄土のかはりめあり
第5条 親鸞は、父母の孝養のためとて
第6条 専修念仏のともがらの
第7条 念仏者は無礙の一道なり
第8条 念仏は行者のために非行・非善なり
第9条 念仏まふしさふらへども
第10条 念仏には無義をもて義とす
第11条 一文不通のともがらの
第12条 経釈をよみ学せざるともがら
第13条 弥陀の本願不思議におはしませばとて
第14条 一念に八十億劫の重罪を滅す
第15条 煩悩具足の身をもて
第16条 信心の行者、自然にはらをもたて
第17条 辺地往生をとぐるひと
第18条 仏法のかたに、施入物の多少にしたがて
後序 右条〃は、みなもて信心のことなるより
附録 後鳥羽院之御宇、法然聖人
奥書 右斯聖教者、為当流大事聖教也


訳注
梅原猛(うめはら・たけし)
1925ー2018年。京都大学文学部哲学科卒。哲学者、作家。国際日本文化研究センター顧問。著書に『地獄の思想』『隠された十字架』『水底の歌』『日本人の「あの世」観』『梅原猛著作集』(全20巻)など多数。また、創作に『中世小説集』『ヤマトタケル』『ギルガメシュ』『オオクニヌシ』などがある。

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