商品情報にスキップ
1 2

水滸伝 (三)

水滸伝 (三)

通常価格 3,817 円(税込)
通常価格 セール価格 3,817 円(税込)
セール 売り切れ

◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。
明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。

北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国小説ならではです。
窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。
この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。

なお、この三巻では、「第四十三回」から「第六十回」までを収録しております。
全5巻。

【目次】
第四十三回 
仮李逵 剪径して単人を〓(おびや)かし
黒旋風 沂嶺に四虎を殺す
第四十四回
錦豹子 小径にて戴宗に逢い
病関策 長街にて石秀に遇う
第四十五回
楊雄 酔って潘巧雲を罵り
石秀 智もて裴如海を殺す
第四十六回
病関策 大いに翠屏山を鬧がせ
〓(はん)命三 火もて祝家荘を焼く
第四十七回
撲天〓(ちょう) 双たび生死の書を修め
宋公明 一たび祝家荘を打つ
第四十八回
一丈青 単にて王矮虎を捉え
宋公明 両たび祝家荘を打つ
第四十九回
解珍・解宝 双りして獄を越え
孫立・孫新 大いに牢を〓(やぶ)る
第五十回
呉学究 双たび連環の計を用い
宋公明 三たび祝家荘を打つ
第五十一回
挿翅虎 枷もて白秀英を打ち
美髯公 誤って小衙内を失う
第五十二回
李逵 殷天錫を打ち死し
柴進 高唐州に失陥れらる
第五十三回
戴宗 智もて公孫勝を取り
李逵 斧もて羅真人を劈る
第五十四回
入雲龍 法を闘わせて高廉を破り
黒旋風 穴を探って柴進を救う
第五十五回
高太尉 大いに三路の兵を興し
呼延灼 連環の馬を擺げ布く
第五十六回
呉用 時遷をして甲を盗ましめ
湯隆 徐寧を賺して山に上らしむ
第五十七回
徐寧 鈎鎌鎗を使うを教え
宋江 大いに連環馬を破る
第五十八回
三山 義に聚まりて青州を打ち
衆虎 心を同じくして水泊に帰す
第五十九回
呉用 金鈴の吊掛を賺しとり
宋江 西岳の華山を鬧がす
第六十回
公孫勝 芒〓(とう)山にて魔を降し
晁天王 曾頭市にて箭に中たる


井波律子(いなみ・りつこ)
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学。2007年『トリックスター群像—中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞。その他の主な著書に『酒池肉林』、『中国のグロテスク・リアリズム』、『中国侠客列伝』『中国人物伝 I〜IV』『論語入門』、『中国幻想ものがたり』など、訳書に『三国志演義(一)〜(四)』『完訳 論語』などがある。

詳細を表示する