江戸の春画
江戸の春画
◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。
【内容紹介】
色事、濡れ事、笑ひ事——。「枕絵」であり「笑い絵」。公然の秘密であり縁起物。春画には、江戸のイマジネーションと絵師の技がなす、斬新、艶美、愉快な遊びが溢れている。何が描かれ、どう面白いのか。何が仕掛けられているのか。世界を虜にした浮世絵春画の軽さと深さを、豊富な図版とともに解き明かす。日本の春画への偏見を覆した名著にして、最良の入門書!
(解説・辻惟雄)
*本書の原本は、『新版 江戸の春画』として、2011年に洋泉社より刊行されました。
【目次】
はしがき
序 春画はポルノグラフィか?
第一部 性愛の図像学
巻一 絵とことばが一体化した世界
巻二 なぜ性器を大きく描くのか?
巻三 エクスタシーの瞬間へのこだわり
巻四 なぜ乳房に無関心なのか?
巻五 多彩な性愛のヴァリエーション
第二部 江戸人の性風俗
巻六 江戸の女と若衆狂い
巻七 性愛を演出する最新ファッション
巻八 都市風俗としての〈夜這い〉
巻九 色を売る——江戸の遊里考
あとがき
資料1 絵師の生没年
資料2 本の形
資料3 本のサイズ
資料4 版画のサイズ
資料5 色と摺りの形式
索引
■
著者
白倉 敬彦(しらくら・よしひこ)
1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。長年、独立した編集者として現代美術から浮世絵にいたる美術書を編集。春画研究への大きなインパクトとなった『浮世絵秘蔵名品集』(学術研究社、全4巻)をプロデュースしたことでも知られる、わが国屈指の浮世絵・春画研究者。国際浮世絵学会常任理事を務め、ヘルシンキ市美術館や大英博物館の春画展にも協力するなど、海外での評価も高い。2014年逝去。著書に、『春画の色恋』(講談社)『奇想の春画』(洋泉社)、『絵入春画艶本目録』(平凡社)、『春画と人びと』(青土社)ほか多数。
解説
辻 惟雄(つじ・のぶお)
1932年愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程中退。美術史家。東京大学・多摩美術大学名誉教授。MIHO MUSEUM館長。著書に『奇想の系譜』『若冲』『日本美術の歴史』他多数。
受取状況を読み込めませんでした

