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猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる

猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる

通常価格 1,936 円(税込)
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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた、数々の古典文学を紹介する。平安王朝文学に描かれる「ブランド品」として愛玩される唐猫から、『徒然草』の「ねこまた」、禅僧に愛され禅問答の公案にもなった猫、秀吉の朝鮮出兵に従軍した猫、芭蕉の句に描かれる「猫の恋」、西鶴の浮世草子に出てくる猫のノミ取り屋まで、日本の古典文学に著された歴々の猫が揃い踏み。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は〜』の猫についてのエッセイも収録。

さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。

【目次】
プロローグ
第一章 「猫」という文字はいつごろから使われたか
第二章 王朝貴族に愛された猫たち
ね・こらむ1 和歌のなかの猫
第三章 ねこまた出現
第四章 金沢文庫の猫
第五章 猫を愛した禅僧
ね・こらむ2 犬に噛まれた猫
第六章 新訳 猫の草子
第七章 猫神由来
ね・こらむ3 猫の島
第八章 江戸お猫さまの生活
第九章 描かれた猫たち
エピローグ
【付録】漱石先生、猫見る会ぞなもし


著者
田中 貴子(たなか・たかこ)
1960年京都生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学教授。専門は中世国文学,仏教説話。著書に『中世幻妖—近代人が憧れた時代』(幻戯書房)『あやかし考─不思議の中世へ』(平凡社)など,学術文庫に『日本〈聖女〉論序説』がある。

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