生命の意味論
生命の意味論
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【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説:養老孟司)
「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」――「まえがき」より
【目次】
まえがき
第一章 あいまいな私の成り立ち
第二章 思想としてのDNA
第三章 伝染病という生態学(エコロジー)
第四章 死の生物学
第五章 性とはなにか
第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語
第七章 見られる自己と見る自己
第八章 老化――超(スーパー)システムの崩壊
第九章 あいまいさの原理
第十章 超(スーパー)システムとしての人間
参考文献
あとがき
解説 多田富雄さんと私 養老孟司
■
著者
多田 富雄(ただ・とみお)
1934-2010年。茨城県生まれ。東京大学名誉教授。専攻は免疫学。野口英世記念医学賞,エミール・フォン・ベーリング賞,朝日賞などを受賞。著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞),『独酌余滴』(日本エッセイスト・クラブ賞),『寡黙なる巨人』(小林秀雄賞),『わたしのリハビリ闘争』,『落葉隻語 ことばのかたみ』など多数。
解説
養老 孟司(ようろう・たけし)
1937年、鎌倉生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。著書に『からだの見方』(サントリー学芸賞受賞),『バカの壁』(毎日出版文化賞特別賞),『脳の中の過程』,『形を読む』,『唯脳論』,『神は詳細に宿る』など多数。