神学大全 1(第1部 1-13問題)
神学大全 1(第1部 1-13問題)
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本商品は「旧ISBN:9784423393017」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1973年
叢書・シリーズ名:神学大全 1
聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなるキリスト教神学の金字塔
【目次より】
1 神の存在と本質 (第1部)1−13問
『神学大全』邦訳序文
凡例
目次
序言
第一問題 聖教について──それはどのような性質のものであるか、またその及ぶところ如何
第一項 哲学的諸学問のほかになお別個の教えの行われる必要があるか 〜 第十項 聖書は一つの字句のもとに幾つかの意味を含むものであるか
第二問題 神について──神は存在するか
第一項 神が存在するということは自明的なことがらであるか 〜 第三項 神は存在するか
第三問題 神の単純性について
第一項 神は物体であるか 〜 第八項 神は自己以外のものと複合を構成するか
第四問題 神の完全性について
第一項 神は完全なものであるか 〜 第三項 被造物は神に似たものであることができるか
第五問題 善一般について
第一項 善はことがらの上で有と異なるか 〜 第六項 善を分つのに、貴いもの・有用なもの・快適なものという区分を以てするのは適切であるか
第六問題 神の善たることについて
第一項 善であるということは神に適合するか 〜 第四項 ものが善であるのはすべて神の善たることによってであるか
第七問題 神の無限性について
第一項 神は無限であるか 〜 第四項 多ということにおいて無限なものが実際に存在しうるか
第八問題 事物における神の実在について
第一項 神は万物において存在しているか 〜 第四項 遍在ということは神に固有なことがらであるか
第九問題 神の不変性について
第一項 神はあらゆる意味において不変なものであるか 第二項 不変であるということは神に固有のことがらであるか
第十問題 神の永遠性について
第一項 永遠とは、『果しなき生命の、同時に全体的な、完全な所有』である、という定義は適切か 〜 第六項 単に一つの悠久があるのみであるか
第十一問題 神の一体性について
第一項 一は有の上に何ものかを附け加えるか 〜 第四項 神は最高度において一なるものであるか
第十二問題 神は我々によってどのような仕方で認識されるか
第一項 被造的な知性は神をその本質において見ることができるか 〜 第十三項 自然的本性的理性によって得られる以上の高次な神の認識が、恩寵によって得られうるか
第十三問題 神の名について
第一項 神に適合する何らかの名称があるか 〜 第十二項 肯定命題が神について形成されることができるか
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著者
トマス・アクィナス
1225頃〜1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
訳者
高田 三郎(タカダ サブロウ)
1902〜1994。京都大学教授、橘女子大学学長を歴任。京都大学名誉教授。専門は、中世西洋哲学史。訳書に、『プラトンのイデア論と数学 コーヘン 哲学論叢』『アリストテレス全集 ニコマコス倫理学 (上下)』などがある。