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神学大全 12(第2-1部 71-89問題)

神学大全 12(第2-1部 71-89問題)

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本商品は「旧ISBN:9784423393123」を底本にしたオンデマンド版商品です。
初刷出版年月:1998年
叢書・シリーズ名:神学大全 12

13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第II−I部第71問題〜第89問題を収録。悪徳と罪が主題。

【目次より】
まえがき
第七十一問題 悪徳と罪について──それ自体において
第七十二問題 諸々の罪の区別について
第七十三問題 諸々の罪の相互比較について
第七十四問題 罪の基体について
第七十五問題 罪の原因について──一般的考察
第七十六問題 罪の原因について──特殊的考察
第七十七問題 感覚的欲求の側における罪の原因について
第七十八問題 罪の原因である悪意について
第七十九問題 罪の外的諸原因について──第一に神の側に関して
第八十問題 罪の原因について──悪魔の側に関して
第八十一問題 罪の原因についてー人間の側に関して
第八十二問題 原罪の本質について
第八十三問題 原罪の基体について
第八十四問題 —つの罪が他の罪の原因である限りでの罪の原因について
第八十五問題 罪の結果について──第一に自然本性の善の損傷について
第八十六問題 罪の汚れについて
第一項 罪は霊魂のうちに何らかの汚れを生ぜしめるか
第二項 汚れは罪の行為の後も霊魂のうちに存続するか
第八十七問題 刑罰に値する罪責について
第八十八問題 小罪と大罪について
第八十九問題 小罪それ自体について
訳者注
解説 トマスの「罪」理解について


著者
トマス・アクィナス
1225頃〜1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。

訳者
稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)
1928−2022。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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