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科学の解釈学

科学の解釈学

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
科学への無批判の信奉と全否定とをともに排し、ハンソンとクーンに代表される「新科学哲学」、クワインの「知識の全体論」、ウィトゲンシュタインの「アスペクト知覚論」を三本の柱に、「自然」を解読する解釈学的営為としての科学の再生を訴える。科学哲学に本来課せられた役割の「科学的理性批判」の回復を謳う、斯界の第一人者による刺戟的な論考。

「科学主義」イデオロギーの専制を廃し、多元的な「知の共和制」の確立へ科学とは万能なのか?

「本書を見え隠れに導いている問題意識は、それゆえ、科学哲学という限られた領域においてではあるが、そこに見られる「科学主義」イデオロギーを剔抉し、科学哲学に本来課せられたはずの「科学的理性批判」という課題を遂行することによって、この批判的解体の運動を継承しようとするものである。そのような企図の全体を表示するために、私は「科学の解釈学」という呼称を選ぶことにした。」——<本書「まえがき」より>

※本書の原本は、1993年10月、新曜社より刊行されました。本講談社学術文庫は、同書に三篇の論文を増補し、2007年1月に筑摩書房より刊行されたちくま学芸文庫版を底本としています。

【目次】
序章 「科学の論理学」から「科学の解釈学」へ
第一部 科学哲学の構造転換
 1 「科学の解釈学」の目指すもの
 2 生活世界とパラダイム
 3 「テクスト」としての自然
 4 「通約不可能性」再考
 5 「科学」という物語
 6 現代科学論とサイエンス・ウォーズ
第二部 「知識の全体論」をめぐって
 7 知のネットワークとパラダイム
 8 「ロジカル・ネガティヴィズム」の帰趨
 9 「全体主義」の誘惑に抗して
 10 プラグマティズムの帰結——「ノイラートの船」の行方——
第三部 ウィトゲンシュタインの問題圏
 11 ウィトゲンシュタインの衝撃
 12 「理論負荷性」とアスペクト知覚
 13 「アスペクト盲」と隠喩的想像力


著者
野家 啓一(のえ・けいいち)
1949年、宮城県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。東北大学大学院文学研究科教授、同大学院文学研究科長・文学部長、同大学副学長、同大学附属図書館長、東北大学理事を務める。東北大学名誉教授、日本学術会議会員、日本哲学会元会長。専攻は現代哲学、科学哲学。著書に『言語行為の現象学』『無根拠からの出発』『物語の哲学』『パラダイムとは何か』『歴史を哲学する』、訳書にマッハ『時間と空間』ハンソン『知覚と発見(上・下)』クリプキ『名指しと必然性』ローティ『哲学と自然の鏡』などがある。

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