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精霊の王

精霊の王

通常価格 2,640 円(税込)
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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
柳田國男の代表作に『石神問答』があります。
石神=シャグジは四千〜五千年前ほど前、この列島に国家が存在しなかった時代へと遡る「古層の神」です。国家が誕生するとこの古層の神は零落してしまいます。しかしながら、この縄文的な精霊は、芸能と技術の専門家たちの世界で、たくましく生き残っていたのです。「宿神(しゅくじん)」という名前で、能や造園といった分野では深く敬愛される存在でした。国家などの秩序を支える神に力をあたえ、秩序の世界に創造をもたらす存在は、中世には「後戸(うしろど)の神」と呼ばれていました。

本書の旅は、蹴鞠の名人・藤原成通の不思議な話から始まります。そして金春禅竹の秘伝書『明宿集』と中世における宿神の奇跡を辿り、縄文的要素の残る諏訪へと向かいます。そこで出会う太古の記憶は不思議な感動を覚えずにはいられません。
そこからさらにユーラシアに散在する宿神的な痕跡をおいかけることで、その人類的な普遍性へといたります。熱く力強い筆致でわたしたちの前に現出する世界に圧倒されずにはいられません。
本当に世界を動かしている驚くべき力に触れる壮大な人類史を描ききった瞠目の書です。

【目次】
プロローグ
第一章  謎の宿神
第二章  奇跡の書
第三章  堂々たる胎児
第四章  ユーラシア的精霊
第五章  緑したたる金春禅竹
第六章  後戸に立つ食人王
第七章  『明宿集』の深淵
第八章  埋葬された宿神
第九章  宿神のトポロジー
第十章  多神教的テクノロジー
第十一章 環太平洋的仮説
エピローグ 世界の王
現代語訳『明宿集』
あとがき
主要参考文献
解説 松岡心平
索引


著者
中沢 新一(なかざわ・しんいち)
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。思想家。
著書に『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『大阪アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』(小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)など多数ある。

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