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芸 秘伝伝授の世界

芸 秘伝伝授の世界

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
絵画、舞踊、演劇、武術、茶、花、刀剣鍛造・鑑定……体を使って文化価値を創造する「芸」は、いかに習得し、創造していくものなのか。師匠から弟子への相伝作法から見る日本人の精神構造。家元制度というシステムの背景。千利休や芭蕉、世阿弥の芸術論や「秘伝」の哲学と社会的役割など、「芸道」という独特の文化社会を考察する!

【目次】
第一章 芸道の成立  芸と芸道/「型」の理論/芸道成立の実例
第二章 芸道の系譜  遊芸の系譜/武芸の系譜/大衆芸能の系譜
第三章 秘伝の相伝  秘伝伝授の歴史/家元制度と相伝
第四章 芸の習得   一生修行の世界/仏道の行/遊芸の行/芸の習得と想像
第五章 至芸の境   守・破・離/名人と天才
解説「芸」における弟子の効用    内田 樹(神戸女学院大学名誉教授・武道家)

本書は『芸の世界 ——その秘伝伝授』(1980年刊 講談社)を改題したものです


著者
西山 松之助(にしやま・まつのすけ)
にしやま まつのすけ
1912−2012年。歴史学者。東京教育大学名誉教授。兵庫県生まれ。近世日本文化史を専門とし、家元制度を実証的に明らかにした。1935年から臨済禅の修行をし、1937年に「蔵雲」の道号を授与される。著書に『家元の研究』(校倉書房 1959)、『名人』(角川新書 1965)、『江戸学入門』(筑摩書房 1981)、『江戸文化史』(岩波書店1987 →岩波現代文庫 2006)、『日本の美と伝統』(岩波書店 1989)、『茶杓をつくる』(読売新聞社 1992)、『西山松之助著作集』全8巻(吉川弘文館 2000)など多数。

解説:内田 樹(うちだ・たつる)
フランス文学者・武道家(合気道凱風館館長)・翻訳家・思想家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想。東京大学文学部仏文科卒業。旧東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。

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