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西洋法制史料叢書3:バイエルン部族法典

西洋法制史料叢書3:バイエルン部族法典

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中世初期のゲルマン諸部族の法の集成。5世紀後半〜9世紀初頭にできたラテン語諸部族法典。一部に私法的規定はあるものの、国制、行政法はわずかしかない。贖罪金(ブーセ)の規定、訴訟法的規定がほとんどである。初期ヨーロッパの法律体系を知るための貴重な史料。

【目次】
第一部 レックス・バユワリオールム研究
緒論
第一節 テクスト批判
第二節 範本法典
第三節 法典成立史
第四節 追加条項
結語
第二部 レックス・バユワリオールム邦訳
凡例
一 法典序文
二 法典目次
三 法典本文
訳者あとがき
附録 原語索引


著者
世良 晃志郎(せら こうしろう)
1917〜1989年。歴史学者。専攻は中世西洋法制史。東京帝国大学法学部卒業。東北大学名誉教授。
著書に、『西洋中世法の理念と現実』『法と権力の史的考察』『封建制社会の法的構造』『ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造』『封建制成立史序説』『バイエルン部族法典』『歴史学方法論の諸問題』など、
訳書に、マックス・ウェーバー『支配の社会学 1 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『支配の諸類型』マックス・ウェーバー『古ゲルマンの社会組織』マックス・ウェーバー『法社会学 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『都市の類型学』フリッツ・ケルン『中世の法と国制』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ法制史概説』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』などがある。

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